Amazonやネットなどではすこぶる評判の良いルアーロッド「シマノ ルアーマチックシリーズ」をこよなく愛している管理人テンです。
今回は一番最近購入したルアーマチックS70ULを紹介してみようと思います。
目次
そもそも、ルアーマチックってどんなロッド?
ルアーマチックは、大手釣具メーカーである「シマノ」が制作するルアーロッドのエントリーモデルです。
最近主流の、魚種が決まった専用ロッドではなく、特に魚種が決められていない汎用ロッドとなっています。
10万円ほどするルアーロッドも珍しくないシマノのエントリーモデルとしてラインナップされているルアーマチックは、実売5,000円~10,000円程度で初心者の入門用から、ガンガン使い倒せる実用ロッドを探している方にピッタリです。
ちなみに、ルアーマチックはトラウトなどの淡水の小物釣りから、青物やシーバスなどの大型魚に対応する20種類以上のラインナップがあります。
シマノルアーマチック「S70UL」について
私は、子供のころから様々な釣りをしています。
大人になってからはもっぱらシーバスやチヌをやっていたのですが、メバリングやアジングもやってみたいなーということになり、ルアーマチックS70ULを購入しました!
ちなみに、ルアーマチックシリーズのロッドは、「S70UL」、「S80L」、「S90ML」の3本を所有しています。
3本の使い分けは以下の通りです。
- ルアーマチック S70UL→メバル、アジ、ハゼ
- ルアーマチック S80L→チヌ、シーバス(小型河川)
- ルアーマチック S90ML→シーバス、青物など(大型河川、港など)
という使い分けをしています。
ルアーマチックS70ULを使った釣果
ルアーマチックを使ったルアー釣りは、これまでメバル、アジ、チヌ、ハゼなどを楽しみました。
ここでは、それぞれの釣りに関して使用感などを紹介したいと思います。
S70ULを使ったチニング(チヌ)
そもそもS70ULはメバルやアジ、ハゼなどの小物釣りに最適なセッティングになっています。
ですので、チニングに使うのは用途的にはイマイチなのですが、実際に何度か使ったことがありましたので、紹介します。
ある年の秋口に、大阪南港付近にアジングを楽しむためにでかけた時がありました。
なかなか反応もなかったので、なにか釣れたらいいなーという軽い気持ちで、メジャークラフトさんのジグパラブレードマイクロ3gを投げていたときに、思いもかけない大きなあたりがありました。
最初はボラのスレがかりかなーと思ったんですが、かなり首を降っている様子。
ちょうど、バチがかなり浮いていたのでもしかしてシーバス?でもエラ洗いしないなぁと思っていたら…
なんと47センチの「真チヌ」でした。
小物釣り用のルアーマチック S70ULで50センチ近い真チヌが釣れてしまったわけです。
もちろん、バットパワーが弱すぎるのと小物用に細いラインを巻いていたので、上がるのに20分近くかかってしまいました。。。
S70ULを使ったメバリング(メバル)
S70ULの対応ルアーウェイトは0.8g~10gと極小ジグヘッドから、小型のプラグまで幅広く扱えることからメバリングにも使えます。
大阪湾の某所で行ったメバリングでは、小ぶりながら、まるまると太ったメバルを数匹釣ることができました。
メバルは比較的、あたりもわかりやすく引きが楽しめる釣りなので、S70ULのウルトラライトの硬さがちょうど良かったです。
ただ、やや胴調子?なのかブヨブヨっとした感触があり、もう少し先調子のほうがやりやすいかなーという印象でした。
汎用ロッドという前提で見れば、こんなもんかなーという印象です。
S70ULを使ったアジング
メバリングロッドとアジングロッドを兼ねて使う方も多いと思います。
S70ULでのアジングは結構難しいというのが本音です。
私はアジングなどもやりますが、メインはチニングやシーバス釣りです。
S70ULでアジングも何度も行ったことがありますが、フッキング率がどうしても低めになってしまいます。
アジングをしたことがある方ならおわかりいただけると思いますが、アジングはアジがルアーを加えた(アタリがあった)瞬間に、いかに無駄なくアワせるかという釣りです。
S70ULは胴調子というかロッドの中程から、先端に向かって大きくしなるようなセッティングになっているため、あたりを感じて、すぐにアワセてもルアーまで力が伝わるまでタイムラグが生じてしまうため、バラしやすくなります。
もちろん、釣れないことはありません。
実際に、S70ULでアジングを何度もしていますので、間違い無いですが、魚影が薄いときやアジのサイズが小さいときなどは、専用ロッドを使うほうが良いかもしれません。
ちなみに、私はアジングに関してはダイワのアジングロッドX 68L-Sも持っています。
S70ULを使ったハゼング
S70ULはハゼングにとても良いセッティングになっています。
私のハゼングは、ハゼクランクではなく直リグを使っています。
小型河川というよりは、中型、大型河川がメインですのである程度、遠投することが必要なので7フィートの長さはとても使いやすいです。
また、ボトムゲームなので基本的にアクションはストップ・アンド・ゴーです。
ボトムを取るのには、ちょうどよい硬さ、そして投げやすい長さがおすすめポイントです。
ルアーマチックS70ULのディテール紹介
ここまでで、ルアーマチックS70ULを使った釣果や使用感について紹介しました。
ここからはルアーマチックS70ULのディテールについて詳しく紹介していきたいと思います。
ルアーマチックS70ULの詳細
ルアーマチック S70ULは淡水ではトラウト、ブラックバス。海水ではアジ、メバルのような小物釣りに適したロッドです。
品番 | 全長/m | 仕舞寸法/cm | 自重/g | ルアー重さ/g | 適合ライン(号) |
S70UL | 2.14 | 109.5 | 83 | 0.8~10 | 0.3~0.8/PE 2~6/ナイロン |
このようなスペックになっており、ちょうどアジングやメバリングに適した設定になっています。
また、PEに対応しているの?という点がきになる方もいると思いますが、ガイドにはFujiさんのOリングガイドを使っていますので問題なく使える仕様になっています。
ロゴやカラーはシリーズ通して同じでグリーンとゴールドの高級感のある作りになっています。
バット部分のロゴはこんな感じ
グリップ部分はFujiさんのEVA(?)グリップになってます。
2000番サイズのリールをつけてみました。
持つとこんな感じ
グリップはFuji
グリップエンドはゴールドの飾りがつけられており、カットも綺麗です。
S90MLと比較してみました。
S70ULのグリップは短めですので、片手でのキャストもできます。
グリーンの部分はバット部分だけで、あとは黒です。
ガイドはシリーズ通じてFujiさんのOガイドが装着されています。
sicガイドではありませんが、問題なくPEラインも使えます。
ちなみにこれまでかなりの釣行でルアーマチックを使ってきましたが、PEラインが摩擦で切れたり、ガイドがPEで削れたりしたことは一度もありません。
こちらもS90MLと比較しています。
当たり前ですが、ガイドの大きさは違います。
トップチューブの太さはS90MLと比較すると半分くらいの細さになっています。
とまぁこんな感じです。
安いロッドですが、安っぽさはなくかなり使い良いです。
とはいえ、全体的に柔らかめの仕様になっているようですので固めが好みの方は一つ硬いモデル(ex,UL→L、L→ML)を購入すると良いかもしれません。
ルアーマチックS70ULでチニングに行った結果…
先に紹介したとおり、ルアーマチックS70ULで、かなり大きなチヌを釣ったことがあったので、S70ULを使ってチニングに行きましたので、その際のレポートを紹介します。
早速釣果は…というと
20センチちょっとのキビレ
25センチくらいのキビレ
の2枚をゲットすることができました。
使用タックルは
シマノルアーマチック s70UL
サハラ14 2500S
ダイワチヌラバ 5g
ガルプ!ソルトウォーター サンドワーム
で、どちらも釣りました。
ズル引きチニングといえば、やっぱりガルプ!ということでお世話になっていますが、かなり釣れるので坊主逃れアイテムとしてオススメです!
かなりライトロッドだったので引きも楽しめ、やりとりも硬い竿よりも楽しめたのでとてもよかったですね。
ルアーマチックS70ULは、メバリング、ハゼングに◎アジングはイマイチ
ということで、今回はルアーマチック S70ULについて、詳しく紹介しました。
私個人的な感想としては、メバリングやハゼングにはとても良い竿だと思います。
ただ、アジングはできなくはないけど、あんまり向いてないというかんじでしょうか。
ロッド選びの参考にしてみてください!