ルアー釣りを始めたいけど、竿とかリール高杉晋作!と思っている方にスーパーおすすめなルアーロッドといえば、シマノ ルアーマチックシリーズですよね。
Amazonでもシリーズ揃って評価が高く、淡水からソルトまで幅広く使えるラインナップで愛用者も多いと思います。
また、実売価格4000円〜7000円ほどと激安ながら、初心者だけではなく上級者のサブロッドとしてもつかえてしまう史上最強の傑作ロッドと言っても過言ではありません←言い過ぎw
私も、幼少期から釣りを楽しんできたアラサー(小)おじさんなんですが、今持っている3本の竿は全てルアーマチックと生粋のルアーマチックフリークなわけです。
今回は2年に渡り使い込んだシマノ ルアーマチック S80Lの詳細について紹介していきたいと思います。
と言うことでまずは私の持っているルアーマチック3本について簡単に紹介します。
私が持っているのは全てスピニングロッドで
- S70UL
- S80L
- S90ML
の3本です。
ルアーマチックシリーズはその名の通りルアーロッドなのですが、最近主流の魚種が決まっている専用ロッドではなく、汎用ロッドとなっており、目的の釣りに合わせた長さや硬さを選んで使うものとなっています。
つまり、この長さは〇〇用みたいなのがないと言うわけですね。
私は主に海でのソルトルアーフィッシングを楽しんでいますので、長さによって狙う魚を変えており、
- ルアーマチック S70UL→メバル、アジ
- ルアーマチック S80L→チヌ、シーバス(小型河川)
- ルアーマチック S90ML→シーバス、青物など(大型河川、港など)
てな感じで使い分けをしています。
もちろん、S70ULでシーバスやチヌを狙っても、S90MLでメバルやアジを狙っても良いわけですが、やはり、釣り自体に支障が出ることがありますので上記を参考に考えてみると良いと思います。
余談ですが、なんで私がルアーマチックを愛用しているかと言うと、貧乏で竿が買えないからではありませんw
もともとはメジャークラフトさんや、シマノさん、エバーグリーンさんなどの高い竿を使っていたのですが、ある時ルアーマチックのS80Lを使うタイミングがあり、
「全然、これでええやん。シリーズ通じてデザインも同じやし。これで揃えようかな。」
と思って、今に至るわけです。
やはり、高い竿が感度やバランスの面から良いのは当然ですが、上を見だしたらキリがありませんし、安くても十分通常使用に耐え、そして、安いからバリバリと使い込めるルアーマチックに取り憑かれてしまった結果、3本ともルアーマチックになっているのですね。
目次
S80Lの汎用性は高い!ソルトならこれ一本でなんとかなる!?
では、今回主役のS80Lについて紹介していきたいと思います。
私とS80Lを約2年程度愛用しており、主にシーバスとチヌに使ってきました。
もともとは、小型河川でシーバスを狙う目的で購入したのですが、現在はもっぱらチニングで活躍しています。
安い竿は感度が悪い!なんて言う話を聞いたことがありますが、チヌのズル引きゲームで底を引きずる際も、問題なくストラクチャーを感じながら巻いてくることができます。
前使っていた、某メーカーの竿と比較してもぶっちゃけ引けを取らないばかりか、
「むしろ、こっちの方が感度よくね」
と錯覚をしてしまうほど手に馴染む竿です。
また、対応ルアーウェイトも4g〜21gと幅がありますので、メバルなどの小物用プラグから、20g程度のメタルジグを投げることもできます。
つまり、シーバスにちょうど良いセッティングになっていますが、型狙いのメバル・アジ釣り、小型青物狙いのライトショアジギング、エギング、そしてチニングにも対応できる万能選手と言えるのではないでしょうか。
また、長さの面でも、一般論として
- メバル、アジ→7ft前後
- チヌ→8ft前後
- シーバス→8ft〜9ft
- サーフ(浜)でのシーバス、ボトムフィッシュ→9ft〜11ft
などを使う方が多いですが、S80Lはかなり汎用性のある8ftと言う長さになっている点もポイントです。
つまり、一からソルトルアーを初める方、シーバスもチヌも、青物もいろんな魚を狙いたい方はS80Lがマッチザベイト!と言うわけです。
折れやすいとか聞くけどぶっちゃけどうなの?
Amazonなどでルアーマチックのレビューを見ていると、
- 先端が折れた
- 何ヶ月で折れた
というコメントがいくつかあります。
私は前述の通り3本のルアーマチックを激しく使い倒していますが、折れたことはありません。w
もちろん、初期不良と言うこともあるかもしれませんが、初期不良でない方は使い方が悪いと思います。
余談ですが、私の友人で買ったばかりの数万円する高級ロッドをたった数投でへし折ったやつがいました。
それは、投げる時にラインをリリースするタイミングをミスり、先端に高負荷がかかってしまったからです。
友人自体は釣り経験が長いやつだったので、折れたのは竿ではなく、自分のミスだと言っていました。
ぶっちゃけ、どんな竿でも折れる時は折れます。
そもそも傷が入っていたとか、ヒビが入っていたと言うこともあるかもしれませんが、安いから折れやすいと言うのは多分間違いだと私は思っています。
また、釣り具のアフターフォローは総じて良いですので、万が一、折れた場合も事情を説明すれば無料で修理や、交換をしてくれることもあります。
S80Lのディティールを紹介
ルアーマチックシリーズは共通したデザインで、バット部分にプリントされているロゴは、ゴールドとグリーンで高級感のある仕様になっています。
かなり使い込んでいるので汚くなっていますが、グリップはFUJIさんのEVAグリップ(?)がついています。
持ち心地は特別良いわけではありませんが、仕様上、何も気になるところはありません。
ガイドもコンクリートに擦り付けまくっていてちょっとボロいですが、グリップ同様FUJIさんのOガイドがついています。
もちろん、PE対応です。
廉価ロッドですが、飾り糸がバッドについています。
この飾り糸を境にグリーンとブラックに色分けされています。
実は先日、ガイドの一つをぶっ壊してしまい修理しました。
いつもの釣り具屋にちょうどFUJIさんのガイドがあったので譲っていただき自分で巻き直しました。
S80Lの良いところ、悪いところ
では最後にS80Lの良いところと悪いところについて簡単にまとめて見たいと思います。
S80Lの良いところ
まず良いところからですが、
- 値段が激安
- デザインがかっこいい(安っぽくない)
- 軽い
- ゴリゴリ使い倒せる。
と言うところでしょうか。
やはりルアーマチックシリーズの特徴ですが、デザインがそこそこいいのに、値段が安いと言う点があります。
釣りをするのにデザインってあんまり関係ないようにも思いますが、移動の際など人に見られるシーンもよくあります。
どこのブランドかわからないロッドを持っているよりも、安くてもシマノ!腐ってもシマノ!と言うのは結構重要かもしれません。
また、安いロッドは重たいことが多いですが、ルアーマチックはかなり軽い部類です。
s80Lはたったの135gしかありません。
ちなみにシマノのシーバスロッドで最上位機種である「AR-C type VR」の8ftモデルは205gです。
もちろんルアーロッドは自重だけではなく、リールとのバランスなども重要ですが、私の体感としては1日降り続けても全然疲れない軽さだと思っています。
この辺りも釣りに慣れていない初心者におすすめの理由かもしれません。
最後の良いところは、激安ロッドですので最悪折れたらまた買えばいいと思え、ゴリゴリ使い倒すことができると言う点です。
高級ロッドだと扱いに気を使い、釣りに集中できないと言うこともあると思います。
しかし、5000円前後で購入できるこちらのロッドは最悪折れても「また買えばいいや」と思わせてくれるコスパの高さがあります。
S80Lの悪いところ
では続いて悪いところについて紹介します。
ぶっちゃけ悪いところ見当たらないのですが、あえてデメリットをあげるとすれば
- 柔らかい
- 釣り具屋にあまり売ってない
と言うところでしょうか。
まず、ルアーマチックシリーズは汎用ロッドと言うことで柔らかめの設定になっているようです。
それも、ソリッドティップのような食い込みの良い柔らかさと言うよりは、ブヨブヨした感触です。
まぁ、慣れの問題だと思いますが、あえて文句をつけるならこちらがデメリットでしょうか。→個人的にはS80のMLも出して欲しいところですが、現状ないです。
続いては、場所によりますが釣り具屋さんであまり見かけません。
私はたまたま使う機会があったの、インターネットで購入することができましたが、やはり手に馴染むかどうか確認してから買いたいと言う方もいると思います。
この点は人によってはデメリットかもしれません。
S80Lの点数は「90点」!
今回は、シマノさんの入門用ロッド ルアーマチックS80Lについてのレビューでした。
Amazon、楽天市場などでも評価が高いだけのことはあるコスパに優れた万能ロッドだと私は思っています。
もし、折れてしまってもまた購入しようと思わせてくれる優れたロッドですので、これから海のルアー釣りを初めてみたいと言う方は是非!検討して見てはいかがでしょうか。