中古でMacを購入したいと考えている方のために、Macを使って十数年の私が、中古Macを購入する前に知っておきたいことを色々とまとめてみました。
これから、中古でMacを買おう!と思っている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
ちなみに、こちらの記事では、Mac全般的な話をまとめています。
【記事の要約】
- 中古Macを購入する前に、目的、用途を十分検討しよう!
- 購入するモデルを決める際は、モデル毎の特徴と用途を比較して決めよう!
- 購入方法も重要!安いからといって安易にフリマアプリで購入するのはNG
▶「MacBookは中古がおすすめ!モデルや購入方法、中古のメリデメも解説!」
▶「MacBookシリーズSSD容量の選び方!おすすめの容量はどれ?」
▶「中古Mac miniを買おう!中古Mac miniの購入、導入方法をまとめてレビューした」
目次
Macを購入する前に検討することについて
「絶対、中古Macを購入するんだ!」と決めている方は、次の見出しへ進んでください。
検討段階という方は、まずはこちらから読んでみてください。
Macは本当に必要か?
中古Macの購入を検討している方に、まず検討していただきたいことは、
「そもそもMacが本当に必要か?」
ということです。
なんとなくカッコいいから、なんとなくMacにしてみたかったからという軽い気持ちでMacを購入し、以上のように結局、Windowsに買い替えたという人が実はたくさんいます。
今では、iPhoneが普及したこともありMacも身近な存在になりましたが、学校や会社などでは依然としてWindowsのパソコンが主流です。
また、MacとWindowsではキーボード配列やソフトが異なるため、Windowsのパソコンしか使ったことがない、という方は使い慣れるまではしばらく時間がかかります。
このようなことから、初めてMacを検討しているという方は、Macが欲しいという気持ちを一旦抑えて、Macは本当に必要か?について、まずは考えてみていただきたと思います。
Macのメリット・デメリット
Macは本当に必要か?という点を考えるために、Macのメリット、デメリットについてまとめてみます。
Macのメリット
まずはMacのメリットについてです。
デザインが良い
Macのデザインの良さは秀逸です。アルミ製のボディは高級感があり、無駄を排除したシンプルなデザインも所有欲を満たしてくれます。
iPhoneとの相性が良い
日本では約6割の方が使用するほど、iPhoneが普及しています。
iPhoneとMacは同じメーカーの製品ですので、使用感やアプリなど、様々な面で相性が良いです。
また、そもそもOSの設計がiPhoneと類似していますので、普段iPhoneを使っている方ならMacは馴染みやすいと言われています。
長持ちしやすい
Macと対になるパソコンといえばWindowsPCがありますが、筐体の耐久性、OSのサポートなど様々な面でMacの方が長持ちすることが多いです。
Windowsだと2,3年で買い換える方も多い中、Macの場合、5年以上使用する方も少なくありません。
ドヤ顔できる(かもしれません)
最後は少しネタのようですが、Macを持っているとドヤ顔ができる(かもしれません)。
最近ではMacを使っている人も珍しくありませんが、10年ほど前だとMacを使っているだけで「意識高い系」「ナルシスト」なんて言われていた時代もありました。
今でも、若干そういった傾向は残っていますので、逆に意識高い系をアピールしたい方ならメリットになるかもしれませんね。
Macのデメリット
続いてはMacのデメリットについてです。
値段が高い
WindowsPCは、新品で3万円くらいから購入することができますが、Macであれば安いモデルでも10万円以上します。
そもそものスペックが高めなので値段も高いのですが、導入費用が高い点はデメリットですね。
Windowsのパソコンとは使い勝手がかなり違う
MacとWindowsは同じパーソナルコンピューターではありますが、全く別物です。
よく「MacでもExcel使えるから大丈夫」とか「最近はMacとWindowsの互換性が上がっているから」といったことを聞きますが、それはあくまでソフトの話ですね。
ハード的な部分(キーボード配列など)はそもそも異なりますし、OS(例えばショートカットキーなど)も異なります。そのため、使い勝手は全く違います。
特に、なにかを設定する際やショートカットなどが全く異なるので、会社ではWindowsを使い、自宅ではMacを使っているなんていう場合、生産性が恐ろしく落ちてしまいます。
やっぱり互換性問題
一般的に学校やビジネスで使用するソフトといえば、Microsoft Office(エクセルやワードなど)がありますね。
もちろん、MacにもMicrosoft Office for Macという製品がありますのでエクセルやワードなどを使うことができます。
しかし、実際に使ってみればわかりますが、Microsoft Office for MacはWindows用のソレとは、グローバルナビやメニュー、細かい設定などが異なります。
ショートカットなども異なるため、例えるならExcelとGoogleスプレッドシートくらい使用感は異なります。
また、Windowsのエクセルやパワポなどで作ったものをMac側のOfficeで開くと体裁が崩れることもあるので、あくまでファイル形式としての互換性がある程度だと考えると良いでしょう。
ナルシスト、意識高い系と揶揄される
ネタ系の話になってしまいますが、Macを使っているとナルシスト!意識高い系!と揶揄される可能性があります笑。
前述の通り、一昔まえだとかなり高確率で揶揄されていましたが、最近ではそこまで揶揄されることもないかな。
このように、Macは良いところもあれば、悪いところもあります。
中古でMacの購入を検討されている方は、参考にしてみてください。
Macの使用用途について
ここまで読まれた上で、「それでも私はMacを買うんだ!」という方は、購入するMacの使用用途を検討してみましょう。
例えば、
- インターネット
- エクセル
- パワーポイント
- 写真加工
- 動画加工
など、どのような使い方をしたいか書き出して見ましょう。
このように使用用途について書き出しておくと、Macのモデルを決める際に、CPUやメモリといったスペックや、ノート型、デスクトップ型などを決める際の基準にすることができ、Mac選びでの失敗を減らすことができます。
特に中古Macの場合、最新のソフトと相性が悪いことも十分に考えられますので、使用用途についてはよく検討しましょう。
中古Macの選択肢について
中古Macを購入することになった場合、注意したいのが選択肢となるモデルについてです。
メルカリやヤフオク!などを覗いてみると、10年以上前のモデルから最新モデルまで様々なモデルが売られています。
さすがに10年以上前のモデルとなると、普通にインターネットをすることすら出来ない可能性もあります。
安物買いの銭失いになってしまわないように、中古Macの選択肢について考えてみましょう。
中古Macの選択肢となる年式
まずは、どれくらい前までの年式が選択肢となるのでしょうか。
私は、いくら古いモデルでも5年前を限度にしておいた方が無難だと考えています。
以下は、Appleサポートからの引用です。
ビンテージ製品とは、販売中止から 5 年以上 7 年未満の製品です。
Mac、iPhone、iPad、iPod、Apple TV のビンテージ製品については、Apple Store 直営店を含む Apple のサービスプロバイダからハードウェアの修理サービスを引き続き受けることができますが、在庫状況や、法律の定めるところによります。
オブソリート製品とは、販売中止から 7 年以上が経過した製品です。
Apple では、例外なく、オブソリート製品に対するハードウェアサービスを終了しています。サービスプロバイダでも、オブソリート製品の部品は発注いただけません。
引用:Apple サポート「ビンテージ製品とオブソリート製品」
これによると、Apple製品は5年経過でビンテージ品扱いになりますが、7年目までは万が一故障しても部品などをストックしている状態になるようです。
そして、8年目以降はハードウエアのサポートは終了し、万が一、故障した場合修理をすることができなくなってしまいます。
このようなことを考えると、5年目までのMacを購入しておけば、普通に考えれば2年以上は使える計算になります。
もちろん、使用環境や想定している使い方によっては、もっと短く寿命を迎えてしまったり、もっと長く寿命を迎えることもあると思います。
しかし、どれだけ長くても5年前と考えておけば、全く使い物にならないポンコツを掴まされると言うリスクは減るのではないでしょうか。
選択肢となるMacのモデル
続いて、中古Macを購入するためには、どのような選択肢があるのかについて知る必要があります。
ここで中古で買う時に候補になる機種について簡単におさらいしましょう。
ノートパソコン型
まずは一台で使える”ノートパソコン型”のMacから紹介します。
ノートパソコンタイプのメリットとしては、
- ディスプレイやキーボードなどの付属品が必要ない
- 場所を選ばず、どこでも使用することができる。
- 値段が安め(デスクトップタイプと比べて)
があります。
ノートパソコン型はディスプレイやキーボード、トラックパッドが一つになっているので、本体だけですぐに使うことができます。
また、値段がデスクトップ型に比べると、比較的安めという点もメリットでしょう。
反対にデメリットとしては、
- 拡張性が低い
- デスクトップ型と比較すると故障のリスクが高い
があります。
ノートパソコン型は、キーボードやディスプレイを後で取り替えることはできません。
また、ある程度性能を抑えてコンパクトにしていますので、動画編集や3Dゲームといった高いスペックを必要とする用途には不向きという点があります。
そのほか、持ち運びが容易な反面、落としてしまったり、コーヒーをかけてしまうなど故障してしまうリスクは、デスクトップ型と比較するとやや高めと言えます。
では、ノートパソコンタイプのMacにどのようなものがあるのか見ていきましょう。
16インチ MacBook Pro
まずは、2019年11月に発売された現在最新の「16インチ MacBook Pro」です。
そもそも、MacBook Proはappleのノート型パソコンのフラッグシップモデル(最上位モデル)で、プロのクリエイターなども愛用しています。
16インチというサイズは、かなり大きくリュックサックなどでもモノによっては入らない可能性があるくらい大きなサイズです。
その代わり、デスクトップPCと同様の用途でも使いやすく、かなりプロフェッショナルな使い方にも対応します。
ただし、発売から日が浅いことと、30万円をこえる価格ですので、まだまだ中古市場には出回っていないモデルでもあります。
13インチ MacBook Pro
続いては「13インチ MacBook Pro」です。
もともと、MacBook Proは13インチと15インチが長い間ラインナップされており、マイナーチェンジを繰り返して販売されていましたが、こちらのモデルは2018年にモデルチェンジが行われ、様々な最新機能が追加されています。
その中で最も大きな変更点としては、Touch Barと呼ばれるタッチ式の操作パネルです。
キーボードの上部に、タッチで様々な操作ができるスペースが設けられ、iPhoneやiPadのように指先で操作ができるようになっています。
最新の「16インチ MacBook Pro」と同様、最上位モデルだけありかなり価格はお高めです。
13インチ MacBook Pro Retina(廃盤)
中古のMacBook Proを調べていると当然、一つ前の世代のMacBook Proも出てきますね。
こちらの13インチ MacBook Proはおそらく多くの方が「Macといえば?」と言われてまず思い浮かべる形シルバーボディのMacBookだと思います。
こちらのMacは今では当たり前となった『Retinaディスプレイ』が初めて搭載されたモデルです。
性能的には、日常的にパソコンを使うシーンは当然のこと、簡単な動画や写真編集なども問題なくこなせるスペックとなっています。
おそらく、中古でMac Bookを購入する場合、こちらのモデルが最有力モデルとなるのではないでしょうか。Amazonなどでも中古が数多く販売されています。
15インチ MacBook Pro Retina(廃盤)
続いてこちらは先ほど紹介したすでに廃盤になった13インチ MacBook Pro Retina(廃盤)の15インチモデルです。
一見、サイズアップしただけのようにも見えますが、実はCPUに大きな違いがあります。
この世代のMacBookシリーズはCPUがデュアルコア(2コア)ですが、唯一こちらのモデルのみ『クアッドコア(4コア)』が採用されています。要は性能がいいということですね。
廃盤になったMacbookシリーズの中では、最も性能がよく、使用用途が広いモデルとよいこちらのモデルは動画編集や、画像編集などもバンバンしていきたいと言う方におすすめです。
現行品と比較すると約半額程度の値段で購入することが可能ですので、是非、検討したいモデルといえます。
MacBook Pro 13インチ(廃盤)
MacBook Proシリーズ最後はこちら。MacBook Pro 13 です。
こちらは、現在手に入る中古のMacBook Proの中でも最も古いモデルです。先ほど紹介したMacBook Proとの違いは、ディスプレイがRetinaディスプレイではないところです。
そして、全体的に厚みもあり、なんと今では珍しいディスクドライブ(CDやDVDを入れるところ)がついています。
こちらのモデルは10年以上前からあったのですが、ほそぼそと販売されており2016年頃までは新品の販売がありました。
そのため、中古でこちらのモデルを購入する際は、古すぎないかをしっかりと確認した上で購入するようにしましょう。
2020年現在、こちらのモデルもほとんど中古市場では見かけなくなってしまったので、購入するならフリマや中古家電ショップなどに行くともしかしたら出会えるかもしれません。
13インチ MacBook Air
続いては、MacBook Airです。
MacBook Airといえば、持ち運びに便利な軽量なボディに、MacBook Proにこそ劣りますが、オフィスソフトなどはもちろん、簡単な動画編集や画像編集などマルチにこなすMacノートパソコン型を代表するモデルです。
MacBook Air自体は10数年前からありますが、こちらのモデルは2019年に発売した最新モデル。
これまで搭載されていなかったRetinaディスプレイになり、シルバーしかなかったボディもゴールドとスペースゴールドが追加されています。
こちらのモデルも、発売から間もないのでまだまだ中古でも高額で取引されています。
もし余裕があるなら新品で買う法がいいかもしれないですね。
MacBook Air 13インチ(廃盤)
続いては,MacBook Airの13inchモデル(の廃盤モデル)。
個人的には、中古で買うには一番バランスのとれたマシンではないかと思っています。
見かけのスペックはMacBook Proと比較するとやはり劣りますが、通常のパソコン使用(ブラウジング、メール、簡単な動画編集、画像編集)などでは全く問題なく使用できる程度のスペック。こちらをメインマシンにしている方も少なくないと思います。※私の知り合いのwebデザイナーはこれをメインマシンで何年もやっています。
バッテリーの持ちも13時間と長く、重さも1.35kgと軽いですので外出先での使用も便利、そして安全なモデルとなっています。
ただこちらのモデルはMacBook Pro13インチと少しかぶってしまいますが、やはり一番の違いはRetinaディスプレイかどうかという点。持ち運びのしやすさを優先し、画面の綺麗さにそこまでこだわりがないという方にピッタリのモデルです。
MacBook Air 11インチ
こちらはMacBook Air 11inchモデル。なんといっても、薄いボディと1.08kgしかない超軽量コンパクトボディで9時間稼働のバッテリーを搭載した、最強モバイルPCです。
ただ軽くてバッテリーが持つというわけではなく、フラッシュストレージのおかげで起動や動作も速い速い。
外出先で仕様するために必要な機能はすべて詰め込んでいるといっても過言ではありません。
しかし、軽量コンパクトのボディ(11inch)が時には武器になりますが、画面が小さいことで動画の編集や細かい画像の処理なんかは少しやりづらいかもしれません。
自宅や職場にデスクトップモデルがあり、外出用に仕様するといった方や、、とりあえず自宅でサクッと使えるノートPCが欲しいという方にオススメのモデル。
11inchというサイズに問題がないという方にはかなりオススメですね。
Macbook(廃盤)
Macbookシリーズ最後はこちら2015年3月に発売された『新型Macbook』、話題になったので知っている方の方が多いと思いますが、なんとも潔すぎる超ミニマルマシンです。
実は、すでに廃盤になってしまいました。
やはり、ミニマルすぎたのか。。
現状Mac、パソコンの周辺機器としては『USB』を使用する機器が多いです。Bluetoothなどの無線対応機器も多くはなってきていますが、まだまだ無線だけでまかなえるほどではありませんね。
こちらのモデル、本体には一個だけしか端子(差し込み)がありません。
しかも規格が『USB-C』と呼ばれるもので通常のUSBがさせるところがありません。
この辺りは未来を先取りした感はすごくしますね。
スペックは正直ネットでは色々言われていますが、文字の入力がメインという方や、簡単にパソコンを使いたいという程度のことしか出来ないようです。
こちらのモデルは中古でもまだまだ価格が高いモデルですので、Mac上級者の方にはオススメできますが、初心者という方はやめといた方が無難かもしれませんね。
デスクトップタイプ
続いて、デスクトップタイプのMacについて紹介します。
デスクトップタイプのMacのメリットとしては
- (基本的には)ノートよりも性能が良い
- 自分でカスタマイズできる
と言うメリットがあります。
そもそも、デスクトップ型のPCはノート型よりも基本的には性能が良いです。そのため、動画や画像加工を行うプロのクリエイターはデスクトップ型を利用している方が多いですね。
また、ディスプレイやキーボード、マウスなどを自分の好きなものに使えたり、パソコン自体のカスタマイズもできるようになっている点もデスクトップ型PCのメリットです。
反対にデメリットは
- ディスプレイやキーボード、マウスなどが必要
- 固定の設置場所が必要
などがあります。
デスクトップPCは本体だけでは、使用することができません。
そのため、本体だけを購入する場合は、ディスプレイやキーボードといった周辺機器も購入する必要がありますので、少し手間ですね。
あとは、ノートPCとは違い基本的には固定の設置場所が必要です。
一人暮らしなどで、PCデスクを設置する場所が作れないという方には、ハードルが高いかもしれません。
つまり、設置する場所があり、外に持ち出せなくても問題ないという方はデスクトップを検討するのも”あり”ですね。
Mac mini
Macの中で、最も手軽に買えるモデルとして知られる『Mac mini』。
Mac miniはモニターがついていませんので、お手持ちのモニターを使うか新しいモニターを購入する必要があります。
Mac miniの一番の特徴は『価格が安い』というです。
販売価格も6万円程度で購入でき、カスタマイズに幅もかなり広いので、デスクトップでMac環境をお考えの方にオススメのモデルです。
iMac
iMacは、ディスプレイ一体型のモデルで、Macを代表するモデルでもあります。
無駄が一切ないアルミの筐体は、Macシリーズの中で最も美しいモデルではないでしょうか。
ラインナップが幅広く、ライトな仕様からプロ向けのハイスペックまで、要望に合わせてカスタマイズすることができます。
また、21inchモデルと27inchモデルがラインナップされていますが通常のデスクのサイズですと21 inch程度がちょうど良いサイズです。精細な作業などが必要な場合は27inchでを選ぶとよいでしょう。
Mac Pro(廃盤)
そして最後はこちら『Mac Pro』です。
Macシリーズの中で至高のモデルと言えるMac Proはスペック、価格共にMacの中で最も高くなっています。
一番スペックの低いモデルでも約35万円、マックススペックで110万円を超えるハイスペックMacとなっています。
また、MacBook Proなどはクアッドコア(4コア)モデルが最上位ですが、Mac Proは驚きの『12コア』まで搭載することができます。
桁違いのスペックを持ったMacの最上位機種にふさわしいモデルとなっています。
ここまでで、現状販売されている機種を中心に解説をしました。Mac選びの参考にしてみてください。
中古Macを用途で選ぶ
前述の通り、中古のMacを選ぶ際に、用途から検討することはとても重要です。
例えば、ネットサーフィンくらいしかやることがないという方は、最もスペックの低いモデルでも良いでしょう。
しかし、画像加工や動画の編集なども視野に入れているのであれば、それ相応のスペックが必要になります。
特に、YouTubeへの動画投稿を始めよう!と考えて中古Macを検討している方はスペックを吟味する必要もあるでしょう。
代表的なソフトの推奨スペック
では、具体的な用途と必要なソフト別に必要なスペックを紹介していきたいと思います。
こちらでは、Mac購入後に導入されることの多い代表的なソフトを中心に紹介しています。
Microsoft Office
まずは、基本ソフトであるMicrosoft Officeに必要なスペックについてです。
Microsoft Officeとは、Excel、Word、PowerPointといったオフィスソフトです。
マイクロソフトオフィスは複数のソフトが含まれていますので、ハードディスクの容量をかなり消費します。
また各ソフト閲覧だけ、簡単な修正程度といったライトな使い方であれば、最低限の必要スペックでも問題ありませんが、容量の大きなファイルを扱ったり、ガッツリ編集を行うという場合には、最低推奨スペック以上が求められます。
Microsoft Office365の推奨スペックは以下の通りです。
CPU | Intel プロセッサー |
OS | macOS の最新の 3 つのバージョンまで |
メモリ | 4 GB? |
HD容量 | 10 GB 以上の空き容量 |
Photoshop(フォトショップ)
Photoshopは言わずとしれた、画像加工ソフトです。フォトショなどと呼ばれます。
写真の編集はもちろん、Web デザインなどでもバナーを制作したり、名刺やチラシなどのデザインでも使用されるソフトです。
Photoshopの推奨スペックは以下の通りです。
CPU | 64 ビット Intel プロセッサー |
OS | macOS バージョン 10.13(High Sierra)
macOS バージョン 10.14(Mojave) macOS バージョン 10.15(Catalina) |
メモリ | 2 GB (8 GB が推奨) |
HD容量 | 4 GB 以上の空き容量 |
Illustrator(イラストレーター)
Illustratorは、フォトショと並んでクリエイティブの現場でよく使われているソフトです。
イラストを作成できるのはもちろん、ロゴや図面、製品のパッケージなどを制作に使われます。
Photoshopよりも推奨メモリの容量が大きくなり、ハードディスクについてもSSDを推奨しています。
CPU | 64 ビット Intel プロセッサー |
OS | macOS バージョン 10.13(High Sierra)
macOS バージョン 10.14(Mojave) macOS バージョン 10.15(Catalina) |
メモリ | 8 GB (16 GB 以上が推奨) |
HD容量 | 4 GB 以上の空き容量、SSD を推奨 |
Final Cut Pro X(ファイナルカットプロテン)
Final Cut Pro XははApple社が販売するMac用動画加工アプリです。
テレビや映画の現場などでも使われるプロフェッショナル向けの動画編集ソフトです。
YouTuberの方々の中には、こちらのアプリを使っている方も多いですね。
ちなみに私は使ったことがありません。
CPU | Intel Core 2 Duo以上 |
OS | macOS 10.14.6以降 |
メモリ | 4 GB (8 GB 以上が推奨) |
HD容量 | 3.8 GB 以上の空き容量 |
Adobe Premiere(アドビ プレミア)
Final Cut Proと並んで、有名な動画編集ソフトにアドビ プレミアがあります。
こちらも、動画編集の定番ソフトになっています。
推奨スペックとしては、Final Cut Proよりも高いスペックになっています。
CPU | 64 ビット Intel プロセッサー |
OS | Mac OS X v10.12 |
メモリ | 4 GB (8 GB 以上が推奨) |
HD容量 | 8 GB 以上の空き容量 |
以上のように、各ソフトウェアには推奨されるスペックがありますので、これらを参考に購入する商品を選ぶ必要があります。
ただし、これらの推奨スペックがあれば、必ずしも快適に動作するわけではありません。
推奨スペックはあくまでも最低限必要なスペックで、快適に使用するためには推奨スペック以上が求められる、ということは理解しておきましょう。
具体的な用途別のスペックについて
ここからはもう少し具体的な用途を例に、スペックについて紹介します。
尚、CPUの型番やメモリの容量などの組み合わせまで検討しだすと組み合わせが多すぎてキリがありません。
ですので、どちらかというと初心者の方向けに、モデルごとにざっくりとした内容でご紹介したいと思います。
Macの各モデルのスペックと値段の関係
まずは、Macの各モデルをスペックの高低、値段の高い安いでチャートにしてみました。
Macは同じモデルでもカスタマイズができますので、必ずしもこの通りにはならないので、あくまで目安程度に参考にしてみてください。
ライトユーザーの場合
先に紹介した各モデルとスペックの関係を参考にしながら、具体例を紹介してみたいと思います。
まずは、ライトユーザーの場合です。
ライトユーザーが、
- ネットサーフィン
- SNSの閲覧、更新
- ブログの閲覧、更新
- 簡単な資料作成
などとしたとき、対象となってくるモデルは、
- Mac mini
- MacBook(intel core Cモデル)
- MacBook Air
などでしょうか。
このようなライトな使用だけなら、各モデル最低スペックのものでも十分事足りると思います。
ミディアムユーザーの場合
続いては、一般的なオフィスワークレベルで使うミディアムユーザーについてです。
ミディアムユーザーが、
- インターネット
- オフィスソフトの使用
- 他、専門ソフトの使用
などとすると、対象になるモデルは、
- MacBook Pro
- iMac
- MacBook Air
などになります。
ビジネスで使う場合、カスタムなしの一番スペックが低いモデルでは、少し厳しそうです。
ヘビーユーザーの場合
最後は、クリエイティブな作業も行うヘビーユーザーの場合についてです。
ヘビーユーザーが、
- 画像加工やイラストの作成
- 動画加工や編集
- 他、専門ソフトの使用
などとすると、対象になるモデルは、
- Mac Pro
- MacBook Pro
- iMac
などになります。
正直、ヘビーユーザーの方は中古ではなく、新品のMacを購入していただきたいですが、予算の関係でどうしてもという方は、上記のようなモデルを検討するのがいいですね。
だた、MacBook ProやiMacのカスタムなしのモデルでは、動画加工などの重たい作業が快適にできない可能性がありますので、できればカスタマイズモデルでメモリやSSDなどが強化されているものを選ぶと良いでしょう。
中古Macを購入する際の注意点
せっかく希望するスペックや価格のものが見つかったとしても、使い物ならなかったとなれば意味がありません。
ここでは、中古Macを購入する際に注意する点について紹介します。
中古Macと新品の価格差について
まずは、価格に関する注意点です。
中古相場と比較して高いか、安いのかをある程度、見極めれなければ、損をしたり、”やばい”品を掴まされてしまう可能性もあります。
一般的に中古Macは、新品定価の約7~8割程度で販売されていることが多いです。
ちなみに、フリマアプリなどではもう少し安く、新品定価の約6割~7割程度が多いような印象ですね。
ただ、実際に中古の製品などを見ればわかると思いますが、中古だからと言って圧倒的に安いということはありません。
むしろ、新品買った方が結果的に安いんじゃ、、と思うこともあるかもしれません。
JIS企画かUS企画か
MacBookシリーズを検討している方、JIS企画、US企画にも注意しましょう。
JIS企画、US企画とはキーボードの配列に関する企画のことですが、一般的に学校、会社などで使われるキーボードはJIS企画です。
JIS企画のキーボードは日本語配列などとも呼ばれます。
US企画は、別名「英語配列」と言われるキーボード企画で、主に英語圏で使用されています。
この2つのキーボードは、似ているようでかなり使用感は異なります。
MacBookシリーズは購入する際に、US企画とJIS企画を選ぶことができるため、日本国内でも両方の企画のものが流通しています。
日本国内でUS企画はそこまで一般的ではないため、中古市場ではJIS企画のものよりも若干安くなっています。
これまでにUS企画のキーボードを使ったことがあるなど、明確な目的がある方は問題ありませんが、安いからといった理由で安易にUS企画を選ばないようしましょう。
仕事用、趣味用のどちらで使用していたのか?
中古Macを購入する場合に注意したいのが、前のオーナーが仕事用として使っていたのか?趣味用(自宅用)として使用していたのか?と言う点です。
仕事用として使用されているMacと、趣味用として使われていたMacでは、そもそも使い方が異なります。
例えば、同じ年式のMacが中古で売られており、片方は仕事用、片方は趣味用だった場合、ほとんどの場合、仕事用で使われていた方が劣化が進んでいる可能性が高いです。
理屈としては簡単で、仕事で使っていたMacは平日はほとんど毎日使用されているはずですね。
反対に趣味用の場合、人によって使い方は全く異なるものの、おそらく仕事用よりは使用時間が短いはずです。
意外と見落としがちですが、事前に確認できる場合は、確認するようにしましょう。
ハード面での注意点
続いては、ハードの面で注意点について紹介します。
ボディ(筐体)
まずはボディ(筐体)についてです。
パソコンなので、ボディに傷があったとしても駆動すれば何の問題もありません。
しかし、あまりにも本体に傷や汚れが多い場合、物理的衝撃や水分、タバコのヤニなどの影響で内部にも支障が出ている可能性があります。
特に気をつけたいのが、打痕とタバコのヤニです。
打痕があると、強い衝撃が加わった証拠ですので、何らかの不具合が起こる可能性が考えられます。
また、タバコのヤニは、パソコン内部の冷却ファンなどの動きに影響します。
冷却機能が低下していると、Macが高温になり熱暴走といって性能が著しく落ちてしまいます。
液晶
MacBookシリーズ、iMacなど、ディスプレイ付きのモデルを購入する場合、液晶画面もよく確認しましょう。
よくある不具合としては、
- 画面に線が入る
- 黄色っぽく変色する
- 全体的に暗くなる
ということがあります。
画面の線など一目でわかる不具合なら、すぐに気付けますが、黄色っぽくなったり、暗くなったりする劣化については注意しなければ見落としてしまいます。
液晶の劣化を確認するには、電源が入り画面が写っている時に、画面の端っこの方をよく見てみましょう。
画面の中央に比べて、端っこの方が黄色っぽくなったり、暗くなったりしていると液晶が劣化してきています。
また、液晶に表示されている白い部分に注目しても、異変に気づきやすくなります。
バッテリー
MacBookシリーズの購入を検討している方はバッテリーについても、注意する必要があります。
MacBookに使われているリチウムイオンバッテリーは充電を繰り返すうちに、劣化し容量が少なくなってしまいます。
そのため、あまりにも劣化がすすんでいるMacBookだと、起動して普通につかえても外出先などでバッテリーが持たず使えないということにもなりかねません。
ちなみに、2010年以降に発売されたMacBookの場合、ほとんどのモデルで、バッテリーの充放電回数の上限は1,000回と公式ホームページに記載されています。
尚、MacBookシリーズではシステム画面から、バッテリーの充電回数を確認することができます。
購入前に確認できるようでしたら、バッテリーの充放電回数についても確認すると良いでしょう。
キーボードやトラックパッド
MacBookシリーズを検討している方は、キーボードやトラックパッドにも注目しましょう。
キーボードもトラックパッドも使い込むと劣化していきます。
代表的な症状では、テカテカしてきたり、表面が剥げてきたりがあります。
また、内部のバネが弱ってグラグラしたり、反発力が弱くなってきたりといった症状もあります。
特にキーボードは、使用頻度と比例する部分となりますので、使用具合を表すバロメーター的に見ると良いでしょう。
拡張性
最後は、USBなどの拡張性についてです。
Macは基本的に拡張性がシンプルになっていますので、確認する部分は少ないですが、
- USBの仕様
- USBのバージョン
- Ethernetの有無
- 映像出力の仕様
- CD等のドライブの有無
などでしょうか。
ライトな使用を想定されている場合は、気にしすぎることはありませんが、周辺機器との相性などにも影響が出る可能性もありますので事前に確認しておきましょう。
MacOSの注意点
中古Macを購入する場合は、MacOSのサポート期間についても注意が必要です。
2020年6月現在、最新のMacOSは「macOS Catalina / 10.15.4」です。一つ前は、「macOS Mojave / 10.14.6」、さらにその前は「macOS High Sierra / 10.13.6」となっています。
Macは、新しいバージョンがリリースされると、各人がアップデートします。
iPhoneで「ソフトウェア・アップデート」に関する通知が来て、アップデートしたことがあると言う方は多いと思います。要するにあれと同じことをMacで行うわけです。
しかし、最新のMacOSである「macOS Catalina / 10.15.4」は概ね2012年以降のMacでしかアップデートすることができません。
つまり、2012年以前のmacでは使用することができないということです。
最新のMacOSが使えないと、セキュリティが一気に脆弱になってしまいウィルス感染のリスクが高くなってしまいます。
また、ソフトウェアによっては使えないものも出てきます。
したがって、購入するMacが最新のMacOSをサポートしているのかという点についても確認するようにしましょう。
※明確なサポート期間が定められているわけではありませんが、5年以内程度のMacを購入しておけば、おそらく3年ほどサポートしていると思われます。
中古Macを購入するおすすめの方法は?
ここまでで、中古Macの購入前に知っておきたいことや注意したい点について詳しく解説しました。
ここからは、中古Macを購入する際に、おすすめの方法について紹介したいと思います。
1.実店舗で購入
一番最初に検討していただきたいのは、実店舗での購入です。
実店舗ですと、スタッフがいますので会話をしながら中古Mac選びや、状態について確認することができます。
また、実店舗を構えているようなお店はアフターサポートもしっかりしていることが多く、購入後のトラブルなどにも対応してもらうことができます。
ただし、販売価格がやや高めです。
実店舗を構え、スタッフを雇い、アフターサポートまでつけていますので、少々高くなるのは仕方ありません。
また、インターネットなどで探す場合と比較すると在庫が少ないので選択肢が狭くなってしまうという欠点もあります。
お近くに中古Macを取り扱うショップがある場合は、ぜひ、行ってみましょう。
2.中古パソコン専門店の通販で購入する
次に検討していただきたいのが、中古パソコン専門店の通販で購入する方法です。
各ショップの自社サイトはもちろん、楽天市場やAmazonなどでも出店がありますので手軽にチェックすることができます。
中古パソコン専門店ですので、実店舗同様、情報が充実していたりアフターフォローも充実しています。
また、全国の在庫を一度に調べることができますので、豊富な在庫の中から自分に合った商品を選びやすいという特徴があります。
ただし、実物を見ることができないのは欠点になりますね。
3.各種フリマアプリで購入する
メルカリやラクマ、ヤフオク!などのフリマアプリで探してる方も多いのではないでしょうか。
これらは手軽に商品を探せ、購入できるところはかなり便利です。
また、そもそも販売価格が中古相場より安く、更に値引き交渉もできるため、他の購入方法よりも安く購入できる点も魅力です。
ただし、フリマアプリの場合、相手は個人が中心で様々な人がいます。
商品説明の真偽もわかりませんし、悪意のあるソフトがインストールされていた、なんてこともあるかもしれません。
また、アフターサポートは基本的にはありませんので、到着時点で不具合がすぐ見つかればいいですが、しばらくしてから不具合が起きてしまっても自己責任です。
このようなことから、フリマアプリを使用して中古Macを購入するのは、Macの知識がある十分にある方や、ハズレを引いても「まぁいいや」と思える方だけにしておくほうが安全です。
4.『Apple認定済み製品』で購入する
最後は、Apple認定済み製品です。
Apple認定済み製品とは、何らかの不具合でAppleに返品があったものや、クーリングオフなどで返品された製品をAppleが整備&クリーニングを行い再販売している製品のことです。
Apple認定済み製品は、一度ユーザーの手に渡っている点を考えると、中古品とも言えますが、ほとんど新品と考えてもいいでしょう。
また、Appleの製品保証も新品同様ありますので、安心して購入することができます。
非常に魅力的なApple認定済み製品ですが、品数はかなり少なく、欲しいモデルがあるとは限りません。
そのため、購入できたらラッキー!という感覚で利用するのが良いでしょう。
新品のMacをお得に購入する方法について
ここまでをお読みの方の中で、中古Macを検討していたけど、やっぱり新品にしようと思われている方もいると思います。
ここでは、新品のMacをお得に購入する方法についても、簡単に触れておきたいと思います。
楽天市場で購入する
そもそも、Macの新品売価はある程度決まっていて、あからさまに値引きをして販売しているところはありません。
となると、本体の値引き以外の部分で得をする方法を考えることになります。
楽天市場を利用すると、通常で1%のポイントが還元されます。
例えば、15万円でMac購入すると1,500円のポイント還元が受けられるということになります。
これだけだと微々たる金額ですが、楽天カードを利用したり、楽天モバイルに加入したりすることで、獲得できるポイントはどんどん増えて行きます。
また、楽天市場内で、ポイントアップキャンペーンなどを行っているタイミングなどを狙えば、最大1割分くらい(15万円のMacで15,000円程度)のポイント還元が受けられることもあります。
楽天カードなどを持っている方は、検討して見る価値はありそうです。
家電量販店で購入する
ヤマダ電機やエディオン、ヨドバシカメラといった家電量販店で購入する方法もお得に購入できる可能性があります。
要領としては楽天市場の場合とほぼ同じですが、家電量販店の場合、ポイント還元と言う形で大幅にポイントを付与してくれることもあります。
得に年度末などの決算前の時期に行くと、交渉次第ではかなりポイントを還元してくれることもあります。
ただし、交渉力に自身がないと言う方にはあまりおすすめできません笑。
Macを下取りに出す
Appleでは公式に下取りプログラムを行っており、下取りに出すと、モデルごとに以下のような割引を受けることができます。
今お使いのデバイス 最大下取り額 MacBook Pro 78,000円 MacBook Air 52,000円 MacBook 25,000円 iMac 45,000円 Mac Pro 67,000円 Mac mini 44,000円 下取り額は異なる場合があり、下取りに出すデバイスの状態とモデルにもとづきます。
かなりの割引額が記載されていますが、あくまで最大額であり、ほとんどの場合、ここまで高額な割引になることはなさそうです。
もし、既にMacを持っているという方は、下取りプログラムを活用するのも良いでしょう。
まとめ
本記事では、これから中古Macの購入を検討している方に向けて、購入前に検討していただきたいことから、機種の話。
そして、購入時の注意点やおすすめの購入方法について紹介しました。
まだまだ、書きたいことやブラッシュアップしたいことはたくさんありますので、随時更新していきます。
中古Macを購入する際には、ぜひチェックしていただければ嬉しいです。