前回までの記事では
中古でMacを購入する際に候補となる機種の話【初心者向け】Macを中古で買う時知っておきたいことまとめ第一回
中古でMacを購入する際に注意したい大まかのスペックと機種の話【初心者向け】Macを中古で買う時知っておきたいことまとめ第二回
第三回目の本日は、より詳しい拡張性の話をしていきたいと思います。
拡張性の話となれば現在主流である端子はUSB端子です。またMacではThunderboltと呼ばれる端子も搭載されています。
しかし現在はある意味『過渡期』ということができ、Bluetoothなどの無線接続も一般的になってきていますし、2015年に発売された新型Macbookに搭載された『USB-C』という規格もこれからは主流になっていくことと思います。
現状のMacの拡張性を中心にMacを選ぶ際のポイントに解説をしていきましょう!
現状ラインナップのMacの拡張性について
まずは一覧で拡張性について見てみましょう!
このような感じです。
次にどの端子が何に使うものなのかも見ていきましょう!
USB3
ユニバーサル・シリアル・バスの略、一般的にパソコンとその他の危機を接続する際に用いる端子。iPhoneの充電ケーブルもUSBで接続
Thunderbolt2(サンダーボルト)
インテルとアップルが共同開発した『高速汎用データ伝送技術』のことMacでの使用例としては外付けのハードディスクなどを接続したり、ディスプレイに出力する際に使用する。
Ethernet(イーサネット)
世界中でもっとも使用されているコンピューターネットワークの規格の一つ。インターネット接続時のLANケーブルの規格のことで、インターネット以外にも端末同士を接続してデータの転送もできる。
HDMI
High-Definition Multimedia Interfaceの略で、映像・音声をデジタル信号で伝送する通信インタフェースの標準規格である。主に、外部のモニターに映像を出力する際に使用する。
SDXCカードスロット
デジカメなどで使用するデータカードを読み込むための端子。動画や画像などのデータを取り扱う機会の多い方はあっ他方がいい端子
ヘッドフォン
ヘッドフォンを接続するための8ミリピンの端子
USB-C
USBの新規格で、表裏がなく差し込みやすい。これ一本で充電、データ転送、映像出力などほとんどの作業が行えるマルチ端子。
Macで使用されている端子は以上のようなものになります。
Macの用途に合わせてどのような端子が搭載されているモデルを選ぶ必要があるのかも重要になってきます。
用途から選ぶ拡張性の話
それでは用途から選ぶ拡張性の具体的な話に入っていきたいと思います。
例えば趣味や仕事でカメラを使用する機会が多いとします。
カメラで撮影した画像や動画はカード型のメモリーカードの保存されるケースが多いですよね。
こんな感じのやつです。
そしてMacに取り込む際に絶対的に必要なのが
これ、もしくはこれ
こちらにカードを差し込んで読み取ります。
私の持っているMacBook Proにはこちらの端子が搭載されていますので、別体のカードリーダーは必要ありませんが、搭載されていない機種の場合は別売りのカードリーダーを購入する必要があります。
これだけではなく、CDドライブや、HDMI端子など、基本的にはThunderboltや、USB3.0で代替できますが、よく使う端子であれば端末にもともと搭載されていることに越したことはありません。
もしカードリーダーを搭載していないMacを購入した場合、外出時にカバンの中にカードリーダーを入れて持ち歩くことが必要になってきますからね。
このように拡張性に関しては自分の用途に合わせて選ぶことがとても重要になってきます。
私の使っているMacbook ProにはUSB3.0が二つ搭載されています。ノートタイプのMacは最大でもUSBは二つなのでいた仕方ないことではありますが、現状、マウスのBluetoothレシーバーと小型のUSBメモリを接続しているので開きがありません。
外出先でiPhoneを接続したい時にUSBメモリを抜いてライトニングケーブルを接続していますが、少し不便に感じます。
このように 端子類の拡張性に関しては快適なMac生活のために非常に重要になってきますので、自分の今後の用途を勘案して選ぶ必要があります。
数万円をケチって、結局端子が足らないから買い足したなんてこのことになれば、本末転倒ですからね。
【初心者向け】Macを中古で買う時知っておきたいことまとめ第三回まとめ
今回はMacの拡張性にスポットを当てて解説をしていきました。
ここまでくれば、これからMacの購入を考えている方もおおよその見込みは立ったことと思います。
次回はまとめとして、Macでできることについて機種、スペックごとに見ていき中古Macを購入する際に知っておきたいことを締めくくりたいと思います。
それでは次回お会いしましょう!アディオス!