【悲報】Apple純正モニター生産終了。これまでのディスプレイを振り返る。

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Appleといえばクールなデザインと、頑なにハード、ソフトの親和性を重視しワンストップに開発し続ける姿勢と、ユーザビリティを重視した製品開発、そして、機能美とも言える美しいもの作りが売りなコンピューターメーカーとして、その地位を築きあげてきた。

しかし、創業者であるスティーブ・ジョブズがこの世を去ってから様子が変わってしまった。

シンプルで使いやすいということが売りであったOSも、余計な機能がバンバン追加され、ios10なんて正直Appleが開発したとは思えない全く使いにくいものとなってしまったし、正直sierraも一度アップデートをしたが、使いづらさを感じ初めてダウングレードを経験するほど出来が悪い。(気がしている。)←主観乙

そして、傷口に塩を塗られた気分になってしまう、悲しいニュースがまた舞い込んだ。

なんと

もう、ディスプレイ開発はしない

そうだ。

ジョブズが亡くなった時のショックにも等しい。

今回はイチ貧乏Appleファンが過去の栄光に対して葬いの気持ちを込めて過去のディスプレイ搭載モデル、ディスプレイを振り返りたいと思う。

まずはディスプレイ搭載型を見ていこう

1977 Apple2 Apple初のディスプレイ搭載型コンピューター

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正直、私の年齢では初代iMacまでは実際に触れたことがない。

そのため、このあたりの製品に関しては画像を紹介するのみにしたいと思う。

1980 Appleの黒歴史 Apple3

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聞くところによると、一般向け、商業利用向けとして開発されたこちらのモデルは、全く受け入れられず3億ドルもの損失を出したと言われている。

1983 節税対策に作られた超高額コンピュターLisa

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lisaが作られた経緯はなんとも悲しい。

節税対策のために開発された高額モデルとも言われている。もちろん売れるわけもなく、この辺りまではまだAppleというものが成立していない。

1984 Appleの今を作ったApple2C

apple_an_evolution_in_photos_007このモデルあたりから、Appleが目覚め出す。Appleの黎明期において現在につながる「デザインへのこだわり」を反映し始めたモデルだ。

1984 ついにAppleの誕生初代Macintosh

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Macの歴史というと初代Macintoshを思い出す方も多いのではないだろうか。今見ても美しい魅力あるデザインで「パーソナルコンピューター」の礎となったモデルとも言える。

1986 日本語についに対応Macintosh plus

apple_an_evolution_in_photos_010先ほどの初代Macintoshのヒットを受け、世界の各言語に対応させていったモデルだ。

日本人であれば、このモデルから使い始めた方が多いだろう。ちなみに私も小学校時代の恩師の自宅でこのモデルをみた。

1987 USB技術の礎を作ったMacintosh se

apple_an_evolution_in_photos_011こちらのモデルは現在のUSB端子になったADBを採用している。パソコン時代の幕開けを担ったモデルだ。

1989 当時としては桁違いのスペックMacintosh se/30

apple_an_evolution_in_photos_015こちらのモデルは先ほどのMacintosh seの上位カスタム版と言える。

当時としてはありえないほど高スペックであった128MBのメモリを搭載していた。

1990 CPUもパワーアップさせた高性能モデルMacintosh IIfx

apple_an_evolution_in_photos_017先ほどのMacintosh se/30をベースに高性能CPUを搭載したモデル。

1993 ジョブズがいない。今の様。Macintosh LC575

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実はこのあたりのモデルはジョブズは関与していない。そのせいか、シンプルさや筐体の美しさは無くなっている気がするモデルだ。

1998  世界を震撼させた初代iMac G3

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このタイミングでジョブズが復帰した。先ほどまでの遷移を見るとジョブズの偉大さが一目でわかる。

この先鋭的なデザインが今のMacを作ったと言っても過言ではない。

2002年  稼働アーム搭載で、ユーザビリティを高めたiMac G4

apple_an_evolution_in_photos_029この辺りに来ると、ジョブズが時代を追い越した気さえしてしまう。

2004 現代と遜色のないデザインのiMac G5

apple_an_evolution_in_photos_03215年以上前に発表されたこのモデル。現代に売られていても違和感のないデザインとなっている。

やはり秘訣はシンプルで無駄を排除したミニマリズムにあるのではないか。

2004年  性能を大幅にアップさせたiMac G5

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大きくデザインに変化はないが、性能は前回のiMacよりも格段に優れたモデルとなっている。

 2007 インテル搭載のiMac

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このモデルからCPUにインテルが採用された。現行モデルと比較すると違いはあるが、10年以上前にはすでに現在の形が出来上がっている。

現在 そして現代のiMac

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マイナーチェンジを繰り返し、性能、デザイン共にブラッシュアップされている。

美しいの一言に尽きる。

続いてはMacのディスプレイを見ていこう。

Apple初代のディスプレイ Apple studio display

1100000040071こちらがMac初代となるディスプレイ studio displayだ。

厳密にいうとこのモデル内でも様々あるが最も基本となるモデルだ。

現代のモデルの基本となる Apple cinéma display

apple2よく見ると現代のものとは違いがあるが、形としてはこの段階で完成されている。

また、LEDモデルが発売されたのもcinémaからだ。

現代の形となったThunderbolt display

subtdこれは馴染みがあるモデルだと思う。厳密には一世代前だがMacといえばこのモニターという方も多いだろう。

現行モデル Apple 4K Thunderbolt display

img_special_macpro05_09そしてこれが、最新モデルである4K規格を採用したThunderbolt displayだ

デザインこそ変わっていないが、その美しさは比べものにならない。

今後は、外部メーカーのディスプレイが採用される。

今回はAppleのディスプレイ開発終了を受けて、Appleデザインを振り返る意味でモニター付きモデル、そしてディスプレイを振り返った。

今後は

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決して、このモデルを否定するわけではないが、Appleデザインのモニターが無くなってしまうのは残念で仕方がない。

今後Macを購入する際はiMacを検討しようと思う。

終わり。

画像:http://dailynewsagency.com/,http://www.apple.com/

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