Macシリーズの中で、最も導入価格が安いモデルがMac miniです。
この記事では、Macシリーズで最も低価格で購入できるMac miniを、中古で更に安く購入し、PC環境を整える方法について、私の経験を交えて紹介したいと思います。
格安でMacを導入したい方、Mac miniの購入を検討している方は、参考にご覧ください!
▶「中古Macを購入する時に知っておきたいことを全部まとめた」
▶「MacBookシリーズSSD容量の選び方!おすすめの容量はどれ?」
▶「MacBookは中古がおすすめ!モデルや購入方法、中古のメリデメも解説!」
目次
Mac miniとは?
Mac miniはApple社が開発、販売している小型デスクトップパソコンのことです。
幅、奥行き19.6cm × 高さ3.6cmの正方形で、重さは約1.3kgとアップルが現在製造している製品の中で最もコンパクトな仕様になっています。
また、標準でディスプレイ、キーボード、マウスが付属しておらず、手持ちのもので使うことになります。
ちなみに、発表に際して故スティーブ・ジョブズは、Mac mini を『BYODKM』(bring your own display, keyboard and mouse.) と表現したそうです。
Macシリーズの中では、Mac Proと並んでなかなか見かけることがないモデルでもあります。
Mac miniの外観
Mac mini登場以来、大まかに3つのデザインがあります。
中古のMacを検討する際には、デザインが一つの指標になりますので、紹介したいと思います。
初代デザイン(2005年~)
まずは、初代のMac miniです。
かなり数は少なくなりましたが、現在でもフリマアプリなどで目にすることがあります。
このモデルは、発売期間が2005年~2009年となっており、すでに最新のOSはサポートしていません。
そのため、中古価格はかなり安く実働品でも5000円程度で購入することができます。
実働品として販売されているものでも、10年以上前のスペックですので、ブラウジングやテキストの作成が難しいといったものもありますので、やすさに飛びついて安易に購入しないように気をつけましょう。
サイズ | 5.08cm x 16.51cm x 16.51cm |
重量 | 1.31kg |
発売時期 | 2005〜2009年 |
二代目モデル(2010年~)
こちらは2代目のMac miniです。
現行のものとほとんど変わらないデザインになっています。
現行品との違いは、このモデルにはCDドライブが搭載されている点です。
CDはリンゴマークの下側のスリット部分から挿入します。
ドライブ付きモデルの販売期間は非常に短く、2010年のみです。
そして2010年モデルのこちらも、最新のOSに対応していませんので長く使おうと考えているかたには、おすすめしません。
サイズ | 3.6cm x 19.7cm x 19.7cm |
重量 | 1.37kg |
発売時期 | 2010年 |
三代目モデル(2011年~)
三代目Mac miniは、Mac miniの中で最も長く採用されているデザインで、現行のものと色以外は全く同じです。
2010年モデルとにあった光学ドライブが廃止されています。
販売期間は2011年からですので、約10年間に渡ってこのデザインで販売されています。
中古市場でも、このモデルが最も多く流通しています。
Mac miniは同じデザインのものがかなり長く販売されているので、中古で買うときは説明をよく読まないと、最新のOSに対応していないモデルを間違えて買ってしまうということになりかねません。
サイズ | 3.6cm x 19.7cm x 19.7cm |
重量 | 1.22kg |
発売時期 | 2011年〜 |
以上が、初代~現行モデルのMac miniです。
もちろん、背面の端子部分はモデルごとにアップデートされていますので、各年式確認する必要がありますね。
Mac miniの特徴
Mac miniの特徴について、紹介します。
価格が安い
Mac miniは価格が安いです。
2020年の春に新型のMac miniが発売されたのですが、価格は82,800円(税別)です。
次に安いMacBook Airが104,800円(税別)ですので、2位に2万円以上の差をつけて安いです。
もちろん、Mac miniにはディスプレイやキーボード、トラックパッドはついていませんので、その分といえばその分なのですが、イニシャルコストが安いというのはMac miniの特徴です。
シンプルで無駄のないデザイン
Macは、すべてのモデルがシンプルで無駄の無いデザインとなっていますが、Mac miniはその中でも、際立ってシンプルで無駄のないデザインとなっています。
というのも、アルミ削り出しのボディで樹脂が使用されているのは、背面と端子部分のみです。
アルミ削り出し部分は、Appleのロゴ以外は、電源確認用の小さなLEDライト以外何もありません。
どんなインテリアでもバッチリマッチしてしまうミニマルなデザインとなっています。
カスタマイズの幅は広い
Macを新品で購入する際は、CPUやメモリをカスタマイズすることができるのはご存知だと思いますが、Mac miniはカスタマイズの幅がかなり広いモデルとなっています。
具体的には、一般的なオフィス作業で使用するようなライトなスペックから、プロのクリエーターが使うようなハイレベルなスペックまで用意されています。
そのため、中古で探す際にも幅広い選択肢があるといえます。
購入後、メモリ増設などが可能
現在利用されているMacの中で、MacBookシリーズは購入後にメモリ増設などのカスタマイズを行うことができません。
しかし、Mac miniは購入後メモリを増設することが可能です。
また、非推奨なモデルが多いですがHDDをSSDに変更したり、SSDを交換してSSDの容量を増やすこともできます。
これによって、中古の場合でも購入費用を抑えつつ、後々スペックを強化すると言うことも可能というわけです。
中古Mac miniのメリット、デメリット
続いて、中古Mac miniのメリット、デメリットについて紹介したいと思います。
ちなみに、私も中古のMac miniを購入し、使用していましたので、その経験も踏まえてご紹介します!
中古Mac miniのメリット
まずは、中古Mac miniのメリットについてです。
購入価格を安く抑えることができる
先にも紹介しましたが、Mac miniのベースモデルはMacシリーズの中で最も安く販売されています。
そのため、中古市場でも、他のモデルと比較すると割安で取引されています。
初期の購入価格を安く抑えることができる点は、非常に大きなメリットです。
購入後にカスタマイズすることができるので、コスパがいい
Mac miniは、MacBookシリーズとは違い購入後にカスタマイズすることが可能です。
中古でMacの購入を検討している方はできるだけ、初期費用を抑えたいと思っている方も多いはずです。
Mac miniなら、本体を購入したあとで、使用用途に合わせてメモリやストレージを増設したりすることができるため、コストやスペックの面でも無駄がなく、コスパが良いというメリットがあります。
コンパクトなデザインで置く場所に困らない
Mac miniは一辺が約20センチ程度の正方形で、厚みも3センチ程度しかありません。
そのため、デスク上においても全く邪魔にならず、ディスプレイの背面に設置したり、デスクの天板の下に固定したり置く場所に困らないと言うメリットがあります。
また、デスクトップ環境を持ち運びたいという方にとっても、かばんに入れても邪魔にならないデスクトップという点はメリットになると思います。
中古Mac miniのデメリット
まずは、中古Mac miniのデメリットについてです。
購入するときに調べる手間がかかる
中古のMacを購入する際に視野に入るモデルは、理想は5年前までのもの、長くても7年前のものというのが一般的です。
となると2020年現在、2012年以降のモデルが対象になるわけですが、Mac miniのデザインは2011年以降変わっていません。
そのため、商品紹介に年式や型番が書いてあればいいのですが、書いていなければ搭載されているCPUの型番などから推測したりする必要があります。
もちろん、フリマアプリやヤフオク!など個人売買を使用する場合は、年式が書いてあったとしても、本当にあっているのかを念の為、確認したほうがいいですので、購入するまでに色々調べる手間がかかってしまいます。
▶「中古Macを購入する時に知っておきたいことを全部まとめた」
スペックはノートパソコン程度(のものがほとんど)
一般的に、ノート型のパソコンよりもデスクトップ型のパソコンのほうが性能がいいと言われています。
デスクトップPCはバッテリーという電力の制約がなく、性能を落とす原因となる熱を下げるために、冷却効果の高いファンを搭載することができるからです。
しかし、Mac miniはコンパクトなボディを実現するために、ノートパソコン用の部品が各部で使用されており、デスクトップパソコンのカテゴリではあるものの、実質、ノートパソコン程度、つまり、MacBookシリーズと同程度のスペックになっているということです。
とはいえ、MacBookシリーズもプロが使うレベルの性能はありますので特に問題はないかもしれません。
ディスプレイ、キーボード、マウスなどが必要
ご存知の通りMac miniにはディスプレイもキーボードもマウスもついていません。
ディスプレイやキーボード、マウスがない方は、合わせて購入する必要があります。
ちなみにディスプレイは何でもいいですが、キーボードやマウスはWindows用とは異なりますので、Mac用を用意したほうがいいですね。
中古でMac miniを選んだ理由
では、ここで2016年に2012年モデルのMac miniを購入し3年間使用したてんが、なぜMac miniを選んだのかと言う点について紹介したいと思います。
Mac miniを購入する前のPC環境について
私はMac miniを購入する以前は、中古で購入したMacBook Pro13インチと、新品で購入したMacBook Air11インチBTOモデルを使用していました。
自宅で仕事をする際には、MacBook Proを外部ディスプレイに出力してデュアルデスプレイで使用し、外出する際にMacbook Air11インチを持っていくと言う感じでした。
そもそも、ノートタイプのMacを2台持っていた理由としては、もともとはMacBookPro1台あればなんとかなるかなーと思っていたのですが、意外と重たく持ち歩くのがきつかったことと、PCを1代しか持っていないと万が一壊れたりしたときに仕事に支障が出ると思ったからです。
デスクトップ型のPCを購入使用と思った理由
MacBookProとMacBook Airの2台体制でやってきていた中、デスクトップ型のMacを購入するに至った理由としては、
- デスクトップの方が生産性が上がる気がした
- MacBook Proの発熱が気になるようになった
- デスクトップ型のMacを使ったことがなかったので、欲しくなった
という3点です。
特に、仕事でガッツリ使っていたMacBook Proをデュアル環境で使ったときの発熱が一番の理由でした。ファンもフル回転で回っていたので、音も気になっていました。
Mac miniに決めた理由
デスクトップでのMac環境構築をすることにしたわけですが、当時はフリーランスになりたてでお金がありませんでした。
そのため、できるだけ安く購入でき、仕事に使えるものと言う感じで探していたところ、購入価格が抑えられ、後でカスタマイズもできる。
そして、今あるキーボードやマウス、ディスプレイがそのまま使えるという理由でMac miniを購入することになりました。
もちろん、デスクトップ型のMacについてはすべて検討しましたが、
iMac > スペックはちょうどいいけど、高い
Mac Pro > 高い、オーバースペック
Mac mini > スペックバッチリ、値段安い
と言うことで、Mac mini一択ということになりました。
当時の予算は5万円でしたので、5万円いないで環境が構築できるようにチャレンジしました
中古Mac miniの主なモデルのスペック
ここからは、中古のMac miniを検討している方のために、中古Mac mini購入の対象となる歴代のモデルとスペックについてまとめました。
参考にしてみてください。
Mac mini 2020
Mac mini 2020は、Mac mini2018とほぼ同じ仕様ですが、ストレージ容量が底上げされています。それ以外は2018モデルと同じです。
CPU | Intel Core i3 3.6GHz 4コア | Intel Core i5 3.0GHz 6コア |
メモリ | 8GB~64GB | |
ストレージ | SSD 256GB~ | SSD 512GB~ |
端子類 | DisplayPort Thunderbolt(最大40Gbps) USB 3.1 Gen 2(最大10Gbps) アダプタ(別売り)を使用したThunderbolt 2、HDMI、DVI、VGAに対応 USB 3ポート(最大5Gbps)x 2 HDMI 2.0ポート ギガビットEthernetポート(10Gb Ethernetに変更可能) 3.5mmヘッドフォンジャック |
Mac mini 2018
Mac mini2018年モデルは、マイナーチェンジしたMac mini2020とストレージ以外は、ほぼ同じ仕様となっています。
つまり、現行モデルと性能は同じということです。現行モデルよりやや安めですので、予算に余裕のある方にはおすすめのモデルといえます。
CPU | Intel Core i3 3.6GHz 4コア | Intel Core i5 3.0GHz 6コア |
メモリ | 8GB~64GB | |
ストレージ | SSD 128GB~ | SSD 256GB~ |
端子類 | DisplayPort Thunderbolt(最大40Gbps) USB 3.1 Gen 2(最大10Gbps) アダプタ(別売り)を使用したThunderbolt 2、HDMI、DVI、VGAに対応 USB 3ポート(最大5Gbps)x 2 HDMI 2.0ポート ギガビットEthernetポート(10Gb Ethernetに変更可能) 3.5mmヘッドフォンジャック |
Mac mini Late 2014
Mac mini Late 2014のスペックは、一昔まえのスペックといったところでしょうか。
CPUも現行モデルが4もしくは、6コアのところ、全モデルで2コアですので、性能は劣ります。
ストレージに関しても標準ではHDDとなっているため、現行モデルなどと比較すると若干、動作を遅く感じるかもしれません。
とはいえ、BTOモデル(カスタマイズ版)ではSSDも選択できますので、Mac mini Late 2014のSSD仕様のものもありますので、SSDが良い方はBTOモデルを探してみましょう。
CPU | Intel Core i5 1.4GHz 2コア | Intel Core i5 2.6GHz 2コア | Intel Core i5 2.8GHz2コア |
メモリ | 4GB~16GB | 8GB~16GB | 8GB~16GB |
ストレージ | HDD 500GB~ | HDD 1TB~ | Fusion Drive 1TB |
端子類 | Thunderbolt 2ポート(最大20Gbps)x 2 USB 3ポート(最大5Gbps)x 4 HDMIポート SDXCカードスロット ギガビットEthernetポート オーディオ入力ポート 3.5mmヘッドフォンジャック IRレシーバ |
Mac mini Late 2012
Mac mini Late 2012は、Mac mini Late 2014とほぼ、同様のスペックになっています。
また、最新のOSである「macOS Catalina」がギリギリサポートしているモデルとなっているため、予算をできるだけ抑えたいという方におすすめのモデルです。
ただし、次のOSには対応していない可能性が高いですので、長く使用を考えている方はやめておくほうが無難です。
CPU | Intel Core i5 2.5GHz 2コア | Intel Core i7 2.3GHz 4コア |
メモリ | 4GB~16GB | |
ストレージ | HDD 500GB~ | HDD 1TB~ |
端子類 | Thunderboltポート(最大10 Gbps)x 1 FireWire 800ポート(最大800 Mbps)x 1 USB 3ポート(最大5 Gbps)x 4 HDMIポート x 1 SDXCカードスロット ギガビットEthernetポート x 1 オーディオ入力/出力 IRレシーバ |
Mac mini Mid 2011
Mac mini Mid 2011は約10年前のモデルで、最新のOSをサポートしていません。そのため、セキュリティなどを考慮すると、インテリア用に探しているといった方におすすめのモデルです。
また、標準モデルでメモリが2GB~になっていますので、メモリ2GBのモデルだと、場合によっては文字入力だけでもカクついてしまうようなことも考えられます。
現実的に使用を考えている方は、避けたほうが良いモデルといえます。
CPU | Intel Core i5 2.3GHz 2コア | Intel Core i5 2.5GHz 2コア |
メモリ | 2GB~ | 4GB~ |
ストレージ | HDD 500GB~ | |
端子類 | Thunderboltポート(最大10Gbps)x 1 FireWire 800ポート(最大800Mbps)x 1 USB 2.0ポート(最大480Mbps)x 4 HDMIポート x 1 SDXCカードスロット ギガビットEthernetポート x 1 オーディオ入力/出力 |
※画像引用:「Apple(日本)」
中古Mac mini おすすめモデル
「Mac mini 2014」Intel Core i5-4260U/MGEM2J/A
「Mac mini 2012」Intel Core i5-3210M/MD387J/A
「Mac mini 2018」Intel Core i3-8100H
Mac miniの中古価格の相場について
ここでは、2020年現在のMac mini中古相場についてしらべた結果についてまとめています。
中古Macを購入する際の参考にしていただきたいのですが、中古品は時価ですので、目安程度にお願いします。(調査日:2020年5月25日)
Mac mini 2020
最新モデルですので、中古品がほとんどありませんでした。また、価格もほとんど定価通りです。
取り扱い有無 | 最低金額 | 最高金額 | |
楽天市場 | ○ | 約80,000円前後 | |
Amazon | × | – | – |
メルカリ | × | – | – |
ヤフオク | ○ | 約80,000円 | 約120,000円 |
Mac mini 2018
Mac mini 2018は、ほとんど現行のMacと同じスペックということもあり、あまり値崩れはしていません。ヤフオクやメルカリでやや安く取引されていました。
取り扱い有無 | 最低金額 | 最高金額 | |
楽天市場 | ○ | 約70,000円 | 約150,000円 |
Amazon | × | – | – |
メルカリ | ○ | 約60,000円 | 約290,000円 |
ヤフオク | ○ | 約63,000円 | 約250,000円 |
Mac mini Late 2014
Mac mini Late2014 になると、ぐっと相場が下がり、20,000円程度から購入することができそうです。
もちろん、安く購入できるモデルは、最低スペックのものですのでストレージの種類などもよく確認しましょう。
取り扱い有無 | 最低金額 | 最高金額 | |
楽天市場 | ○ | 約38,000円 | 約85,000円 |
Amazon | × | – | – |
メルカリ | ○ | 約20,000円 | 約130,000円 |
ヤフオク | ○ | 約20,000円 | 約76,000円 |
Mac mini Late 2012
Mac mini Late 2012は、Mac mini Late 2014とほとんどスペックが同じこともあり、中古価格もほぼ、同じような状況でした。
ただし、カスタマイズモデルの数が2014年モデルと比較すると、数が少なかったため最高金額は安くなっています。
取り扱い有無 | 最低金額 | 最高金額 | |
楽天市場 | ○ | 約35,000円 | 約60,000円 |
Amazon | × | – | – |
メルカリ | ○ | 約20,000円 | 約75,000円 |
ヤフオク | ○ | 約20,000円 | 約70,000円 |
Mac mini Mid 2011
Mac mini Mid 2011は、最新OSをサポートしていないこともあり、超激安で売られています。ただ、セキュリティなど知識がない方は購入しない方が良いです。
取り扱い有無 | 最低金額 | 最高金額 | |
楽天市場 | ○ | 約25,000円 | 約50,000円 |
Amazon | ○ | 約30,000円 | |
メルカリ | ○ | 約20,000円 | 約50,000円 |
ヤフオク | ○ | 約15,000円 | 約45,000円 |
中古Mac miniを購入する際の注意点
では、実際に中古Mac miniを購入することになった場合、どのようなところに注意すれば良いのかについて紹介したいと思います。
電源ケーブルが付属するか
Mac miniに限った話ではありませんが、デスクトップ型のMacを購入する際は電源ケーブルが付属するのかを必ず確認するようにしましょう。
中古で販売されているMacの中には、電源ケーブルが付属していないものもあります。
電源ケーブルはまれにフリマアプリなどでも、売られていることがありますが、ほとんど出回っていませんので手に入りづらいです。
購入価格について
中古でMac miniを購入する際には、購入価格に注意しましょう。
先にも紹介しましたが、Mac miniの見た目は2011年以降大きく変更されていません。
そのため、よく確認しないと、7年、8年前のモデルを最近のモデルと同じような価格で購入していしまうことになりかねません。
そうならないように先で紹介した、中古相場を参考にしていただきつつ、購入する商品を決めるようにしましょう。
前オーナーの使用用途
Mac miniに限った話ではありませんが、確認できるようであれば、前のオーナーが仕事用に使用していたのか、趣味などに使用していたのかといった、使用用途について確認するようにしましょう。
理由は簡単ですが、同じ年式のものでも、仕事用に使われていた個体のほうが使用時間が長く、劣化が進んでいる可能性が高いからです。
つまり、趣味用で月に2,3回しか使っていなかった個体やサブPCとして持っていたと言うような使用時間が短いものを見つけるのが、コツと言うことです
喫煙の有無
Mac miniに限った話ではありませんが、喫煙環境で使用されていたPCは、空冷ファンなどにヤニやホコリが付着し、冷却性能が低下してしまうことがあると言われています。
特に、Mac miniはコンパクトなデザインのためWindowsのタワー型PCなどと比較すると、熱効率が良いわけではないため余計に注意が必要です。
購入前に確認できる場合は確認するようにしましょう。
▶「中古Macを購入する時に知っておきたいことを全部まとめた」
Mac mini導入時に必要な周辺機器について
Mac miniは、デスクトップ型のPCですので、MacBookのように本体だけで使用することがはできません。
使用する際は、本体以外の周辺機器を用意する必要があります。
ディスプレイ
デスクトップタイプのPCでは、21インチ、24インチ程度が一般的でしょうか。
当然、用途に合わせて必要なスペックのものを購入すれば良いですが、Macのシンプルなデザインにあったものだとより良いですね。
以前は、シネマディスプレイなど、iMacのようなデザインのMac用のディスプレイが販売されていましたが、今ではありません。
そのため、他メーカーの中から選ぶことになります。
▶「性能だけじゃなく値段も重要!Macにおすすめの人気ディスプレイ/モニター5選」
キーボード
ウィンドウズ用のキーボードでも使えなくはないですが、Mac専用のキーボードのほうが良いでしょう。
また、高級感のあるアルミユニボディに合わせるのであれば純正品がいいですが、社外品を使用する場合は、できるだけ良いキーボードにしたほうがいいですね。
ちなみに私は、HHK Lite2 for Macを使用しています。
▶「キーボードの至高!?HHKB Lite2 for Mac徹底レビュー」
マウス、トラックパッド
マウス、もしくはトラックパッドも必須ですね。
デスクトップ型のPCといえば、マウスのイメージが強いですがノートPCになれている方は、トラックパッドの方が使いやすいかもしれません。
Macの純正マウスはかなり薄く、好みが分かれると思いますので、Mac対応のお好みのマウスを使えば問題ないと思います。
好みの問題ですが、スッキリとしたデザインのMac miniには無線タイプのものがおすすめです。
各種ケーブル類
Mac miniを利用するにあたっては、
- 電源ケーブル
- HDMI、VGAなどのディスプレイ出力用ケーブル
が必要です。
電源ケーブルは、おそらく本体に付属するはずですが、中古場合、紛失や故障などによって電源ケーブルがないこともあります。
フリマアプリで電源ケーブルだけ購入するか、Amazonなどで互換性のある電源ケーブルを購入することになりますが、ほとんど出回っていませんので、購入時には電源ケーブルが付属するかはもれなく確認するようにしましょう。
その他、あれば便利なもの
Mac miniを導入する際に、その他にあれば便利なものとしては、Mac miniをディスプレイやテーブルなどに固定するためのステーやスタンド。
その他には、Mac miniの本体をいちいち触らずに住むように、USBハブの類はあると便利です。
USBハブを購入する際は、Macの性能を落としてしまわないように、USBの企画にあったものを購入するようにしましょう。
▶「中古Macを購入する時に知っておきたいことを全部まとめた」
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