先日友人と話している時「そろそろソフトバンクのiPhone2年縛り終わるし携帯格安SIMに変えようと思うんやけど、やり方教えて」という話になり、本体に何を使うかという話題になりました。
選択肢としては
- 今のiPhoneをそのまま使う
- 新品でsimフリーiPhoneを購入する
- アンドロイド、ウィンドウズなどiPhone以外の端末を購入する
- 中古でiPhoneを購入する
という4つの選択肢があります。
「1.今のiPhoneをそのまま使う」は画面バキバキでホームボタンが壊れているので却下、「2.新品でsimフリーiPhoneを購入する」は長い目でみると大手キャリアで契約する方が安いので却下、「3.アンドロイド、ウィンドウズなどiPhone以外の端末を購入する」はiPhone以外は使いたくないという事で却下。
という事で「4.中古でiPhoneを購入する」という選択肢で格安SIMを契約する事になりました。
今回の記事では、中古iPhoneで格安SIMを快適に使うまでの流れとして「中古iPhone買って、快適に使うためにするべき事○つの事」について解説をしてみたいと思います。
中古iPhoneの購入を検討している方は是非、ご覧ください!
目次
本体の状態を確認
では早速中古iPhoneを快適に使う方法を解説していきます。
まず最初に確認する部分とは、
- スリープボタン
- サイレントスイッチ
- ボリュームボタン
- ホームボタン
- 液晶
- スピーカー
- フラッシュライト
- イン、アウトカメラ
の8つです。
各部分が問題なく機能するかを確認していきます。
スリープボタン、サイレントスイッチ、ボリュームボタン、ホームボタンなどは「機能はするけど緩くなっている」といった微妙なケースもありますのでよく確認します。
また、液晶画面は当然チェックすると思いますが、スピーカーはフラッシュライト、カメラなどは実際に使い初めて「あれ?これ壊れてない?」とがっかりする事があります。
そうなる前にしっかりと確認しておきましょう。
また、到着時にしっかりと確認しておく事で、万が一の際に返品ができる可能性もあります。
私が過去に数台の中古iPhoneを購入してきた中で、実際にあったトラブルとしては、
- サイレントスイッチの接触が悪くポケットの中で勝手にマナーモードが解除されてしまう
- フラッシュライトが一応光るが、ボディの中に食い込んでいる
- ホームボタンは問題なく機能するが、touchIDが壊れていて指紋認証ができない
というような微妙な不具合がありました。
早く気づけば返品ができたかもしれませんが、気づく事ができず自分で修理した事があります。
利用制限が掛かっていないかを確認
中古iPhoneで一応気になるのが、利用制限です。
例えば、ドコモ系の格安SIMを利用する場合、シムフリーのiPhoneもしくは、ドコモのiPhoneを使用する事になりますが、購入した端末がドコモで利用制限を受けていれば使えない可能性もあります。
※利用制限については「利用制限って何?中古iPhoneの利用制限について解説してみた/」こちらの記事もご覧ください。
利用制限とは簡単にいうと「本体代金を完済しているかどうか」という指標で、キャリアiPhoneの場合購入した各キャリアで制限がかかる事があります。
確認の仕方としては、
- IMEI番号を確認する(設定>一般>IMEIで確認できます)
- 各キャリアの利用制限確認サイトにログインする(キャリア毎の確認サイトは下記)
- IMEI番号を入力して検索
- 判定をみる
という流れになります。
各キャリア毎の確認サイトは
ドコモの端末の場合→▶︎ドコモネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト
auの端末の場合→▶︎auネットワーク利用制限携帯電話機照会
ソフトバンクの端末の場合→▶︎ネットワーク利用制限携帯電話機の確認
です。
基本的に判定が○であれば問題なし、判定△は近い将来、利用制限がかかるかもしれない状態、判定×はすでに利用制限が掛かっている状態となっています。
利用制限がかかっているiPhoneも実際にはありますが、利用制限判定が×だからといって全く使えないわけではありません。
利用制限がかかっているキャリア以外であれば契約できる可能性があります。
ともあれ、詳しいことについては「利用制限って何?中古iPhoneの利用制限について解説してみた/」でご確認ください。
液晶が黄ばんでいないか確認する
続いて確認するべきポイントとしては、液晶が黄ばんでいないかチェックすることです。
実はiPhoneの液晶は劣化してくると全体的に黄色みがかった色に変色してきます。
確認方法としては、iPhoneを起動する際にリンゴマークの画面が出ると思いますが、その画面で確認できます。
とはいっても、液晶の劣化を確認する機能が搭載されているわけではないので、目視で「黄色みがかってないかなー」と確認するわけです。
もし、黄色みがかっていたとしても使用上致命的な問題にはなりませんが、なんとなく良い気分ではありません。
そんな時は
こういった補修用のアイテムをつかって自分で液晶画面を交換するか、街の修理屋さんに預けて交換してもらいましょう。
費用についても、モデルによって多少値段が違いますが、自分で交換をする場合で2000円〜5000円程度、修理屋さんに持ち込んで依頼する場合で5000円から1万2000円くらいあれば修理可能です。
バッテリーの持ちを確認する
中古iPhoneを購入したらやるべき事といえば、やっぱりバッテリー(電池)の持ちを確認する事ですよね。
バッテリーの確認は使ってみないとわからないという方もいるのではないでしょうか。
実は最近は便利なアプリがたくさんあり下記のようなものを活用するとバッテリーの容量をチェックする事ができます。
また、アプリでは問題ないが実際に使用する中でバッテリーの持ちが悪いと感じた場合は比較的安価でバッテリーの交換はする事ができます。
例えば、上記のようなアイテムはネジを3つ程度外すだけで簡単にバッテリー交換する事ができますし、もし、細かい作業が苦手で自分では難しいという場合は街の修理屋さんでもでも5000円前後でバッテリー交換をしてもらう事は可能です。
本体の傷の状態を確認
とりあえず、ここまでの項目でiPhoneを使うための基礎的な部分についての確認は終了です。
上記以外では、内部的なトラブル(電波を掴まないなど)の可能性も0ではありませんが、そこまで致命的なトラブルの場合は返品などを行った方が良いでしょう。
続いて確認する項目としては、本体の傷の状態を確認する事です。
中古iPhoneはどうしても擦り傷や凹み傷などがついているものですが、小さな傷程度であればごまかす事も可能です。
液晶以外の部分についた傷の場合、
このような耐水サンドペーパーなどで傷を薄くする、もしくは、消す事ができます。
サンドペーパーには粒の荒さがいくつかありますので傷が深い場合は320番〜800番程度の少し粗めのサンドペーパーでゴシゴシ削り、1000番から2000番程度の細めのサンドペーパーで整え、3000番程度の極細のサンドペーパーで表面を整えるとだいぶましになります。
金属を削るわけですので、耐水ペーパーを使い水を数滴垂らしながら擦るのが綺麗に仕上げるコツです。
とはいえ、iPhoneの素材は非常に硬いのでかなり根気のいる作業です。しかも、失敗すると質感が変わり違和感が出る事もありますのでもしチャレンジする場合はよく考えて試すようにしましょう。
また、液晶画面の傷の場合、薄い擦り傷程度であれば
こういったガラス用のコンパウンドを使う事で消す事ができる場合もあります。
また、液晶ガラスのみの交換パーツもありますのでこういったものに交換する方法もありますね。
中古iPhoneを買ったらまずは確認!
今回の記事では、中古iPhoneを購入したらまずは確認したい5つの事について紹介しました。
あくまでも中古品ですので、新品同様まで戻すという事はなかなか難しいですが、液晶の交換、バッテリーの交換程度であれば、安価でできますし古いiPhoneもリフレッシュする事ができるのでおすすめです。
今回の記事を参考にしていただいて、中古iPhoneライフを快適なものにしていただければ幸いです。