毎年のように新型が発売されるiPhoneですが、スティーブ・ジョブズからティムクックにCEOが変わって以降、ゴールドやレッドと言ったこれまでiPhoneになかったようなカラーが発売されたり、アップルウォッチと連携する様々なサービスがリリースされたり、機能は様々追加されています。
しかし、電話をかけたり、LINEをしたり、ネットショッピングを楽しんだりするような一般的な使い方をしている方にとっては、ある意味で必要のない機能も多くなってきているのではないでしょうか。
格安SIMが一般に普及したり、3大キャリアもSIMロック解除を解禁する中、現在では中古でiPhoneを購入し、格安SIMで運用するという方も増えてきています。
今回の記事では、中古iPhoneの購入を検討している方に向けてマジでおすすめしたい”交換品”について解説したいと思います。
目次
中古iPhoneを買うなら交換品がおすすめ!
iPhoneが日本で発売した当時はソフトバンクでしかiPhoneを購入することができず、ドコモや、auからソフトバンクに乗り換えたという方も多かったと思います。
その後、au、ドコモでもiPhoneが発売され、様々な選択肢から選べるようになりました。
現在では、格安SIMの普及によってソフトバンク、au、ドコモなどキャリアに縛られずiPhoneを持てる時代となっており、私も現在では格安SIMでiPhoneを運用しています。
格安SIMでiPhoneを運用するためには、まずはiPhoneを入手する必要があります。
もちろん、現在3大キャリアのiPhoneを使っているという方はそのママ端末を使う方法もありますが、2年近くもしくは、2年以上使い古したiPhoneを使うのもどうかな…と思っている方も多いのではないでしょうか。
そんな時、おすすめしたいのが”交換品”と呼ばれるiPhoneという選択肢です。
中古iPhoneの交換品とはどんなもの?
一口に中古iPhoneと言っても、様々な状態のものがあります。
壊れているもしくは、壊れかけている「ジャンク品」、新品に限りなく近い「新古品」、そして、利用期間が短くほぼ新品同様の「交換品」があります。
では交換品とはどのようなものなのでしょうか。
交換品は、何らかの理由で使っているiPhoneに不具合が起こり、App Storeなどで修理依頼をした際に手にすることができる新品のiPhoneのことです。
すでに、Apple製品を使っている方であればご存知だと思いますが、Apple製品は不具合や故障が起こった場合、基本的にはAppleStoreで修理をすることになります。 そして、不具合のあるApple製品をAppleStoreに持ち込むとほとんどの場合、端末自体の修理ではなく、新品に交換することによって不具合を解消するという方法が取られます。
この際手に入るのが交換品ということであり、交換品とはまさに”新品”のiPhoneのことなのです。
交換品のiPhoneはどこで手に入る?
これからiPhoneを新しく購入しようとする場合、交換品のiPhoneはどこで手に入れるのでしょうか。
交換品のiPhoneは様々なところで売られており、身近なところではヤフオク、メルカリ、中古携帯ショップなどで手に入れることができます。
しかし、一点注意しなければいけないのは、交換品というのはあくまでもApple正規店でiPhoneを購入し、Applecareなどの保証サービスに加入しており、適切な手続きを踏んで修理依頼をした場合に手に入れることができるものですので、AppleStoreで「交換品ください!」と言ってもらえるものではないということです。
したがって、交換品を手に入れるには、適切な手続きで交換品を手に入れた方が、ヤフオク、メルカリ、中古携帯ショップに売っていることが前提となります。
なぜ、交換品のiPhoneが売られているのか?
ここまでをお読みいただいて、 「何で、せっかく手に入れた交換品のiPhoneが売られているの?」 と疑問の思われた方もいると思います。
その理由は簡単で”高く売れるから”です。
具体的に交換品を売りに出す人というのはどのような場合があるのか紹介します。
ちなみに私が過去に交換品を売った際の話です。
私の場合、docomoでiPhone5sを購入し1年9ヶ月程度使っていました。 後1ヶ月で2年縛りが解除されるという時に、誤ってiPhoneを落とし画面がバキバキになってしまいました。
Applecareや、その他の保証に入っていたこともあり、AppleStoreでの修理を依頼した際、無料で交換品のiPhone5sに交換してもらいました。 それから、2週間ほど頑丈なケースに入れ、傷一つつかないように大切に扱い、2年経ったその日にSoftBankに乗り換えiPhone6sを契約しました。
手元に残った、傷一つないドコモのiPhone5sは不要になったためヤフオクで売りました。
という流れです。
私の場合、偶然2年間際で画面を割ってしまいましたので、交換品が手に入りましたが、もしかすると、故意に画面を割ったりして交換品を手に入れ、転売している人もいるかもしれませんね。※故意にiPhoneを壊しても保証の対象にはなりませんが。。。
このように、2年経つ度にキャリアを変えお得にiPhoneを手に入れているという方も多いと思います。 このような方が、何らかの理由で交換品を手に入れるて売りに出しているというわけです。
交換品は安い!実際の価格を調べて見た
交換品は綺麗で試用期間が短い、もしくは全く使っていないものが多いですが、扱いとしては当然中古品になります。
したがって、新品の端末を正規価格で購入することを考えるとかなり安く売られいます。
実際にどれくらいの値段で売られているのか調べて見ました。
|
定価 |
ヤフオク |
メルカリ |
その他 |
iPhone7/128GB |
90504円 |
70000円〜80000円 |
65000円〜75000円 |
70000円〜 |
iPhone6s/32GB |
66744円 |
40000円〜50000円 |
45000円〜55000円 |
50000円〜 |
iPhone6/16GB |
73244円 |
38000円〜45000円 |
40000円〜50000円 |
45000円〜 |
iPhone5s/16GB |
77544円 |
20000円〜30000円 |
23000円〜35000円 |
30000円〜 |
※各モデル最小サイズで調査しています。
2017/07/04の時点ではおおよそ上記のような金額が相場のようです。
やはり新しいモデルは高いですが、iPhone5sになると定価の半分以下、3分の1程度の値段で購入することができます。
また、もっとも安いのはヤフオク、そして、インターネット通販などがもっとも高くなっています。
メルカリとヤフオクではメルカリが1割程度高くなっており、手数料の影響があると思います。
この結果からわかることは、新しい機種をどうしても欲しいという方キャリアで2年縛り契約をする方が安く、少々古い端末でも良いという場合は交換品がおすすめということです。
時間をかければもっと安く購入することもできる!
先ほど、交換品の相場について紹介しましたが、実はもっと安く購入することもできるのです。
私は実際に半年ほど前にiPhone6、16GBの交換品を2万3000円で購入したことがあります。
届いた商品もまさに新品同様。かなり得をしましたw
では、どうやれば安く購入できるのか?というと
商売ではなく、何となく売ってみた交換品を探す。
ということです。
どういうことかというと、普段から交換品のiPhoneが高く売れることを知っており、交換品を売ることで少しでも儲けたいと思っている方もいるでしょう。
反対に、ちょうど2年縛りが終わり、そのタイミングで交換品が手に入ったため、手元に置いといてももったいないし何となく売ったという方もいます。
儲けることを目的に交換品を入手し販売している人は当然ながら、それ以上高くなると売れなくなるというギリギリのラインで価格を決めます。
しかし、たまたま手に入ったiPhoneをお小遣いになればいいな!という思いで売ったかたは綿密な調査などを行わず、適当に金額を決めることが多いです。
また、オークションなどで個人売買をしたことがあるという方はお判りいただけると思いますが、そんなに売る気がなくても、一旦出品すると早く売りたい!という気持ちが湧いてくるものです。
そして、数日待って売れなければ出品価格を下げたりすることがあります。
つまり、
商売ではなく、趣味で何となく出品している交換品を探す
値段が安くなるまでウォッチリストなどに入れて観察する
という二つを行えば、私のようにかなりお得にほぼ新品のiPhoneを手に入れることが可能になるのです。
中古iPhoneを探しているなら交換品をまずは探してみよう!
今回の記事では、中古iPhoneの購入を検討している方に向けて、マジでおすすめの”交換品”について徹底的に解説いたしました。
交換品はあくまでも中古iPhoneなので、必ず、自分の欲しいものがあるとは限りません。 しかし、少々年式が古くても良い、色などに特にこだわりがないという方は是非、ヤフオクやメルカリ、amazonなどで検索して見ると、お宝に巡り会えるかもしれません。
今回の記事を参考にしていただいて、快適な中古iPhoneライフを送ってください!