乳食が始まる5、6か月ごろになると、ブレンダーやミキサー、圧力鍋など離乳食用のキッチン用品を買いそろえないといけませんね。
ウチには1歳になる娘がいます。
一人目の子供ということもあり、いろいろ力を入れすぎているところもありますが、できれば手作りの料理を食べさせてあげたいと思っていますので、いろいろと調理器具なども買いそろえました。
今回は、離乳食づくりで大活躍するブレンダーについて人気のアイテムから、ブレンダーの選び方、ブレンダーを活用したレシピについて詳しく紹介していきたいと思います。
目次
- 1 離乳食づくりに活躍するブレンダーとは?
- 2 離乳食作りで使うブレンダーの選び方と考慮するポイント
- 3 離乳食におすすめのブレンダー人気ランキングTOP10!
- 4 12位【ショップジャパン】マジックブレット ベーシック MGTB-WS1
- 5 11位【キッチンエイド】9KSM95ER
- 6 10位【イワタニ】クラッシュミルサー IFM-C20G
- 7 9位【ティファール】ベビーマルチ HB65H8JP
- 8 8位【テスコム】Pure Natura TK212
- 9 7位【クイジナート】HB-502WJ
- 10 6位【ティファール】ミックス&ドリンク BL1301JP
- 11 5位【テスコム】Pure Natura TML162
- 12 4位【パナソニック】MK-K48P
- 13 3位【テスコム】Pure Natura TM856
- 14 2位【アイリスオーヤマ】IBB-600
- 15 1位【ブラウン】マルチクイック7 MQ738
- 16 ブレンダーを使った離乳食の定番レシピと作り方
- 17 離乳食以外でのブレンダーの活用方法について
- 18 まとめ
離乳食づくりに活躍するブレンダーとは?
おそらく、この記事を読んでいる方は、ブレンダーを持っていないという方が多いと思いますので、ブレンダーとは何かという点から紹介します。
ブレンダーとは?
「ブレンダー」とは、食材を攪拌するためのキッチン家電のことです。
形状にはいくつかの種類があり、ステック状の本体の先に回転する歯がつけられたハンディタイプ。陶器などでできたボトルの底面に刃物がついた据え置きタイプなどが代表的な形状です。
ブレンダーは本来、食材を攪拌するためのキッチン家電全般を指す言葉ですが、日本で「ブレンダー」という場合は、「ハンドブレンダー」のことを指す場合がほとんどです。
ブレンダーとミキサーはどう違う?
「ブレンダー」とよく似たキッチン家電に「ミキサー」があります。
ミキサーは、主にバナナジュースを作る際に活躍する(笑)アレですね。
実は、ブレンダーとミキサーは同じものを指します。
ブレンダーは英語で、ミキサーは和製英語という違いがあります。
最近では、ハンドブレンダーのことをブレンダー、据え置き型のものをミキサーという風に言い分けることが多いので、知っておくとよいでしょう。
離乳食作りで使うブレンダーの選び方と考慮するポイント
では、ここからは、離乳食作りで使う際のブレンダーの選び方について紹介したいと思います。
実際に私が購入する際に気になったことも合わせて紹介しますので、ぜひ参考にご覧ください!
予算・価格
まずは、ブレンダーの価格についてです。
ブレンダーは本当に様々な商品がありますので、値段はピンキリです。
例えば、低価格で人気のアイリスオーヤマのブレンダーは3,000円弱程度で購入することができますし、ブレンダーのメーカーとして人気の高いブラウンのブレンダーは20,000円近くするものもあります。
しかし、高いものと安いものは何が違うのかというと、ほとんどの場合付属品が充実しているものは値段が高め、付属品が少ないものは値段が安めとなっています。
そのため、最低限のものだけあれば良いという方は5,000円前後~でも十分購入することが可能です。
ちなみに、我が家ではハンドブレンダーは4,000円ほどで購入し、他の料理にも使うことを考えて15,000円ほどのフードプロセッサーを購入しました!
機能
一口にブレンダーといっても、機能は様々です。
一般的にブレンダーに搭載されている機能は「つぶす」「まぜる」「きざむ」「あわだてる」「ひく」などです。
離乳食を作るという目的でいうならば、「つぶす」「まぜる」の調理ができれば問題ありません。
そもそも、ブレンダーは回転する刃でまぜたり、つぶしたりする調理器具のことなので、そこまで機能にこだわる必要はないともいえます。
ただし、初期の離乳食であれば食材をペースト状にしますので、基本の機能さえあれば良いですが、離乳食の中期、後期になるとある程度、食材の形を残した状態で調理しますので、
上記に加えて「きざむ」という機能が必要になります。
つまり、機能を選ぶ際は「つぶす」「まぜる」「きざむ」ができるものを選ぶようにしましょう。
ちなみに、我が家では、「つぶす」「まぜる」はハンディブレンダで調理することが多く、「きざむ」についてはフードプロセッサーを使ってやることが多いです。
デザイン
キッチン家電を選ぶ際はデザインも重要ですよね。
デザインについては、他の家電と合わせたり、好きなデザインのもので問題ないでしょう。
白い家電でそろえてる、メタル調が好きなど、お好みで選びましょう。
アタッチメント
前述の通り、離乳食を調理する用途では、シンプルなブレンダーでも問題ありません。
ただ、離乳食が終わったあとも使えるものを探しているという方は、アタッチメントに注目して選ぶのもよいでしょう。
ブレンダーのおすすめのアタッチメントは泡だて器の機能です。
既に泡だて器を持っているという方は不要かもしれませんが、泡だて器って基本的には、その用途にしか使えませんよね。
他の調理にも使えるブレンダーに泡立て器の機能をプラスすることができれば、キッチン家電を一つ減らすことができるので、おすすめです。
ちなみに、我が家の場合はもともと泡立て器がありましたので、泡立て器のついていないものを購入しました。
手入れのしやすさ
ブレンダーのように食材を細かくするタイプの家電は手入れのしやすさが非常に重要になります。
特に、葉物野菜などをすりつぶすとどうしても繊維が回転する部分に絡まったりしてしまいます。
そのため、刃物の部分が取り外せるものや、手入れのしやすさも考慮されているブレンダーを選ぶよ良いでしょう。
我が家のブレンダーは刃物の部分は取り外せませんが、軸の部分が長めになっているので比較的、掃除しやすい形状になっていますね。
材質
材質もブレンダーを選ぶ際の、基準になります。
ブレンダーの材質は大きく金属製とプラスチック製に分けられます。
金属製のブレンダー
金属製のブレンダーは、スタイリッシュな印象でおしゃれな見た目です。
また、高温に強く煮沸消毒ができたり、傷が入りづらいので衛生的にも良いという点があります。その反面、比較的値段が高い点がネックです。
プラスチック製のブレンダー
プラスチック製のブレンダーは、カラフルなものが多く、他の家電や家のインテリアの雰囲気に合わせやすいです。また、金属製のブレンダーと比較すると価格が安い場合が多いです。
その反面、金属製のものと比較すると、耐久性が弱い、傷がつきやすいという欠点があります。
両者メリット・デメリットはありますが、基本的には好みで良いかなと個人的には思います。
コードの有無
ブレンダー選びではコードの有無も一つのポイントになります。
特にハンディブレンダーの場合だと、コードの有無は重要です。
有線タイプのブレンダーは、パワーが強いという点が特徴ですが、コンセントが必要なためやや取り回しは不便です。
反対に無線タイプは、パワーこそ有線タイプに劣りますが取り回しはとても楽です。
こちらも最終的には好みですが、選ぶ際は検討要素の一つとしておくとよいでしょう。
離乳食におすすめのブレンダー人気ランキングTOP10!
では離乳食におすすめのブレンダーランキングを紹介していきます。
今回はハンドブレンダーだけではなく、ミキサータイプ、フードプロセッサータイプも合わせて紹介しています。ブレンダー選びの参考にお願いします。
12位【ショップジャパン】マジックブレット ベーシック MGTB-WS1
テレビコマーシャルなどでおなじみのマジックブレッドは離乳食作りにもおすすめです。
こちらの製品のポイントは、下ごしらえが楽な点ですね。カップがプラスチックなので任銀などの色移りしやすい食材は注意が必要かもしれません。
11位【キッチンエイド】9KSM95ER
外国の映画に出てきそうなデザインのブレンダーです。
創業から約100年の歴史を持つアメリカの老舗ブランド「キッチンエイド」製のスタンド型ブレンダーです。おしゃれなブレンダーがいい!という方におすすめです。
10位【イワタニ】クラッシュミルサー IFM-C20G
こちらは冷凍食品などもそのまま粉砕できるミルミキサーです。食材を細かく切って冷凍し、離乳食を作る際に凍ったままで調理できる点はとても便利です。また、電子レンジで使えるガラスの容器を採用しているので、そのままレンジに掛けられる点もポイントは高いです。
9位【ティファール】ベビーマルチ HB65H8JP
ティファールの離乳食向けブレンダーです。離乳食作りで必要な調理ができることはもちろんのこと、離乳食に関するガイドブックも添付されているので、とても便利です。
また、クールなデザインもポイントは高いですね。
8位【テスコム】Pure Natura TK212
低価格で機能も十分なシンプルなフードプロセッサー型のブレンダーです。実売3000円ちょっとで購入できるフードプロセッサーなので、これまでこういった調理器具を使ったことがないという方も手軽に試せる点がいいですね。もちろん容器もガラス製なのでお掃除も楽です。
7位【クイジナート】HB-502WJ
クイジナートは、業務用の調理器具なども手がけるニューヨーク発の家電メーカーです。特に、フードプロセッサーの制作から企業がスタートしていますのでブレンダーの品質もたかいものとなっています。いろいろなアタッチメントがついている点も特徴です。
6位【ティファール】ミックス&ドリンク BL1301JP
電動ポットで有名なティファールのブレンダーです。冷凍フルーツも砕ける300Wのモーターを搭載しており離乳食も素早くペーストになります。こちらのブレンダーはボトル部分の底部分も取り外せるため手入れが簡単で清潔さを保てる点が特徴です。
5位【テスコム】Pure Natura TML162
1台でいろいろな調理ができるミルミキサーです。テスコムは低価格なアイテムが多く、予算を抑えたいという方におすすめ。調理用のボトル部分には別売りのフタをつけることができますので、午前中一日分まとめて離乳食を作り、冷蔵庫で保存しておくということもできますね。
4位【パナソニック】MK-K48P
「きざむ」「まぜる」「おろす」といった機能を搭載したシンプルでベーシックなフードプロセッサー。容器はキズがつきにくいガラス製となっており、離乳食調理以外にはとろろのすりおろしなどに使用することができます。パナソニック製という点も安心の材料になりますね。
3位【テスコム】Pure Natura TM856
いわゆるド定番のミキサー。離乳食作りとなるとどうしてもハンドブレンダーを想像してしまいますが、離乳食を一度に大量に作り冷凍しておくというような場合にはハンドブレンダーでは時間が掛かってしまいます。毎日作る時間がないという方は、大容量のミキサーがおすすめです。
2位【アイリスオーヤマ】IBB-600
コストパフォーマンスが高いことで有名なアイリスオーヤマのボトルタイプのブレンダーです。2,000円台後半で購入できるハイコストパフォーマンスが人気の秘訣。氷も砕けるチタンコートカッターを採用していますので、必要十分のボトルブレンダーです。また、ボトルが2本ついていますので、2種類の離乳食を同時に作ることも可能です。
1位【ブラウン】マルチクイック7 MQ738
おすすめブレンダー、堂々の第一はブラウンのマルチクイック7です。
ハンドブレンダーに泡だて器、フードプロセッサーなどのアタッチ面とがついており、これ一台ですべての調理が完了します。
また、ドイツの名門家電メーカーであるブラウンが独自開発したパワフルなモーターが搭載されているいるので、離乳食作りも、その後の様々な料理もはかどります。
ブレンダーを使った離乳食の定番レシピと作り方
生後5~6か月前後から始まり、12~18か月ごろまで続く離乳食は、子供の成長に合わせてメニューも変わって行きます。
ここでは、ブレンダーを使って作りたい離乳食の定番レシピを、離乳食初期、中期、後期に分けていくつか紹介します。
離乳食初期(生後5~7か月ごろ)におすすめのレシピ
まずは離乳食初期のおすすめレシピです。
このころは「ゴックン期」と呼ばれ食材の原型がないペースト状のレシピが中心です。
そのため、最もブレンダーが活躍する時期でもあります。
また、食べ物を食べて栄養をとるというよりは、モノを食べるということになれる時期でもありますので消化に良いモノを与える時期となります。
レシピ1:10倍がゆ
まずは、離乳食のド定番「10倍がゆ」です。
たくさん作って冷凍しておくと便利です。
材料(出来上がり240g)
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米 … 30g
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水 … 300ml
作り方
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米を洗い水気を切る
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鍋に材料を入れ30分ほど浸水する
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蓋をしたまま中火にかけ、沸騰したら軽くかきまぜる
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弱火で30~40分煮る
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鍋から取り出し、粒が完全になくなるまでブレンダーで攪拌する
レシピ2:野菜ペースト
離乳食初期には小松菜、かぼちゃといった野菜も離乳食として与えます。
そのまま与えてもいいですし、先ほど紹介した10倍がゆと混ぜて与えてもいいですね。
今回は定番の小松菜ペーストの作り方について紹介します。
材料
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小松菜 … 1袋
作り方
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小松菜の茎と葉を分ける
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鍋にお湯をわかす
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沸騰したお湯に葉の部分のみを入れ柔らかくなるまで煮る
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鍋から葉を取り出し、冷水にさらして灰汁を抜く
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包丁で軽くきざみ、ブレンダーでドロドロになるまで攪拌する
※水分が少ない場合は、一度沸騰させたお湯で伸ばします。
レシピ3:果物ペースト
果物のペーストも離乳食初期に与えるメニューの定番です。
ここではバナナペーストのレシピを紹介します。
材料
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バナナ … 1/2本
作り方
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バナナを5ミリ程度の厚みにスライスする
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電子レンジに入れ500wで約1分あたためる
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一度沸騰させたお湯を少量入れブレンダーで攪拌する
離乳食中期(生後7~9か月ごろ)におすすめのレシピ
つづいては離乳食中期におすすめのレシピについてです。
離乳食中期は「モグモグ期」と呼ばれ、歯茎を使ってすりつぶすように食べることができるようになります。そのため、食材の形を残した状態で調理をします。
レシピ1:大根とひき肉の煮物風
離乳食中期になると積極的にたんぱく質を与えるようになります。
ここでは、定番のとりのひき肉と大根の煮もの風のレシピを紹介します。
材料
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鶏ささみ … 10g
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大根 … 30g
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カツオだし … 200ml
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水溶き片栗粉 … 適量
作り方
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鶏ささみは筋を撮っておく
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大根は皮をむき0.5~1㎝程度に切る
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だし汁で大根とささみを煮る
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火が通ったら、大根、ささみを取り出し、それぞれ別々にブレンダー、フードプロセッサーなどで細かく砕く
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だし汁に大根とささみを戻し、水溶き片栗粉でとろみをつける
レシピ2:野菜のくたくた煮
離乳食中期になると、レシピのバリエーションも増えますので野菜をくたくたに煮たものをあらかじめ作って置くと、料理の際にとても便利です。
ここではいろいろな料理に使いまわせる野菜のくたくた煮について紹介します。
材料
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人参 … 中1
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玉ねぎ … ½
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ジャガイモ … 中1
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カツオだし … 400ml
※かぼちゃや、サツマイモなどを入れても良いです
作り方
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それぞれの野菜を個別にブレンダーやフードプロセッサーにかけ細かくきざむ
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沸騰しただし汁に野菜を入れ弱火で30分煮る
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柔らかくなったら完成
離乳食後期(生後9か月ごろ~)におすすめのレシピ
最後は離乳食後期のおすすめレシピです。このころになるといろいろなものが食べられるようになり、食材もかなり大き目のものも食べられるようになります。そのため、ブレンダーというよりはフードプロセッサーなどのほうが登場頻度は多くなります。
レシピ2:白身魚のコロッケ
1歳ごろになると、油を使った料理も食べられるようになります。
ここではタンパク質も豊富な白身魚のコロッケのレシピを紹介します。
材料
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ジャガイモ … 90g
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白身魚(タラなど) … 40g
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玉ねぎ … 25g
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溶き卵 … 2/1個
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パン粉 … 50g
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小麦粉 … 20g
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揚げ油 … 適量
作り方
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ジャガイモは皮をむきをゆでる
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白身魚は電子レンジで加熱し、火を通しておく
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玉ねぎはざく切りにしておく
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ジャガイモ、白身魚、玉ねぎをブレンダーやフードプロセッサーに入れなめらかになるまで攪拌する
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スプーンなどで程度な大きさに整える
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小麦粉、溶き卵、パン粉の順番に衣をつけ、油で上げる
以上が、ブレンダーを使った離乳食のレシピです!
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
離乳食以外でのブレンダーの活用方法について
ブレンダーは離乳食にとても便利なアイテムですが、離乳食以外にも使用することが可能です。具体的に、離乳食以外での活用方法について紹介します。
様々なスープが簡単に作れる
ブレンダーを使えば、洋風のスープが簡単に作れます!
例えば、定番のポタージュスープやガスパチョなどはもちろん、すり流しなども作れてしまいます。基本レシピは柔らかく煮た野菜などをブレンダーでなめらかにし、お好みの味付けをするだけ。オリジナルのレシピを考えてみても楽しいですね。
朝食にピッタリ、スムージーを作る
一時期ブームになっていたスムージーもブレンダーがあれば簡単です。作り方も簡単で、果物や牛乳などをブレンダーに入れてスイッチを入れるだけ。氷を砕けるタイプのブレンダーなら、冷凍フルーツもそのまま入れられるため、忙しい朝にもピッタリですね!
ちなみに、我が家ではティファールのブレンダーでスムージーを作ってます!
ハンバーグやチキンナゲットなども!
お肉にも対応しているブレンダーを使えば、ボールの中で材料を混ぜるだけで簡単にハンバーグやチキンナゲットも作ることができます。
お子様が大きくなったときに、こういったメニューを作ると喜んでくれること間違い無しですね!
まとめ
今回は、離乳食におすすめのブレンダーについて詳しく紹介してきました。
我が家でもハンディタイプ、フードプロセッサータイプ、ジューサータイプなど様々なブレンダーを使って楽しく離乳食を作っています!
購入する前は、ほんとに必要かな?と疑問なところもありましたが、今では大満足です!
ぜひ、この記事を参考にしていただいて楽しく離乳食作ってください!