チヌといえば、一昔前はシーバス釣りの外道みたいなイメージもありましたが、近年、チヌを狙うチニングが人気を集めていますね。
チニングの面白さは、やはり、底を取りながらルアーをアクションさせる独特なスタイルとサイズに見合わないパワフルな引きにあると思います。
多くの方にチニングを楽しんでいただきたいですが、実際やってみるとコツをつかむまではなかなか釣るのが難しい釣りでもあります。
このページでは、チヌをルアーで狙うチニングの中でも、初心者におすすめなワームチニングについて詳しく解説していきたいと思います!
目次
- 1 ワームチニングとは?
- 2 ワームチニングで使用する仕掛け(リグ)
- 3 ワームチニングに必要なアイテム
- 4 チニングで使用するワームの種類
- 5 チニングで使用するワームの選び方
- 6 チニングに使えるおすすめワーム15選
- 6.1 シマノ ブレニアス ブリームキャッチャー 1.8インチ
- 6.2 シマノ ブレニアス ショートバイトカーリー 1.5インチ
- 6.3 エコギア チヌ職人 バグアンツ
- 6.4 エコギアアクア 活チヌ スナモグラー55
- 6.5 エコギア 熟成アクア ロッククロー
- 6.6 メジャークラフト ファイティングクロー
- 6.7 スミス アマジャコ
- 6.8 ジャッカル ちびチヌムシ
- 6.9 ジャッカル ちびチヌ蟹 1インチ
- 6.10 ジャッカル ウェーバーシュリンプ クロダイ ソルトバージョン 2.8インチ
- 6.11 ブリーデン ローチ
- 6.12 マルキュー パワークラブ
- 6.13 ガルプ! サンドワーム 2インチ
- 6.14 ガルプ! ソルトウォーターパルスクロー3インチ
- 6.15 ジャクソン ちぬころクロー 1.7インチ
- 7 私が実践するワームチニングのスタイル
- 8 私が使うチニングの鉄板のリグを紹介!
- 9 虫ヘッドとガルプサンドワームの組み合わせの良いところ
- 10 チヌ釣りたい人は、虫ヘッドとガルプサンドワームで決まりでしょ!
ワームチニングとは?
まず最初に、ワームチニングをこれから始める、もしくは始めたばかりという方のためにワームチニングとは何かについて紹介していきたいと思います。
基本の釣り方
ワームチニングは、チヌ(クロダイ)をワームで狙う釣りのことです。
チヌは普段、カニやエビといった甲殻類を主食にしているため、使用するルアーやワームも甲殻類を模したようなものがほとんどです。
そして、ルアーも“ズル引き”と言われる川底をズルズル引いてくるようなアクションで、カニやエビに見せかけてチヌのバイトを誘います。
シーバス用の魚を模したようなルアーでも釣れることがありますが、ワームを使ったチニングよりも難易度が高いため初心者の方は、まずワームでトライされることおすすめします。
釣れる魚の種類
ワームチニングはもちろんチヌ(クロダイ)を狙う釣りなのですが、実はチヌには、マチヌとキビレという2種類がいます。
マチヌ
マチヌとは、チヌの中でも主に海水を好むチヌで、いわゆる“ぶっこみ釣り“などでターゲットにされることが多いですね。
マチヌは海水に主に生息しており、私の経験上ワームチニングで狙うのは結構難しいです。
ちなみに、年なし(50センチ以上)のマチヌをルアーでつったことがありますが、その時はワームではなくマイクロジグでした。
キビレチヌ
キビレチヌとは、その名前の通りヒレが黄色いチヌです。色も全体的に白っぽいですね。
海水を好むマチヌとは違い、キビレは汽水域で生息していることが多く、河口などによくいます。
また、マチヌと比べると体が一回り小ぶりですが、動きは俊敏でワームへの反応も良いです。
そのため、いわゆるチニングでターゲットにするのは、マチヌではなくキビレチヌということになります。
その他の魚
ワームチニングをしているとチヌ以外の外道が釣れることもあります。
チニングで釣れる魚には、シーバス(スズキ)、コチ、エイなどがいます。
シーバスやコチだとうれしいですが、エイがかかると最悪ですね。
ワームチニングの注意点
ワームチニングをする際の注意点についてです。
先に紹介した通り、ワームチニングでは、底を取りながらクロダイを狙います。
そのため、慣れないうちは、死ぬほど根掛かりを経験することとなります。
私がワームチニングを始めた初期の頃は、大げさではなく一投毎に根掛かりさせてしまい、持っているルアーが全部なくなるというような苦い経験もしました。
底取りに慣れてくると、根掛かりの前に気づいて回避することができるのですが、チニングをするなら根掛かりは覚悟しておきましょう
また、チヌという魚はそもそも活性が高めなので、いれば釣れるし、いなければ釣れないというのがはっきりしています。
そのため一か所でじっくりと粘るというよりは、自転車などを使って、ランアンドガンスタイルで探っていく必要がありますので、自転車、原付といった足も用意しておくことをお勧めします。
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ワームチニングで使用する仕掛け(リグ)
続いて、ワームチニングで使用する仕掛けについて紹介していきたいと思います。
先にも紹介した通り、ワームチニングは基本的に底をズルズルと引いてきます。
そのため、底をひいてきたときに根掛かりしづらい仕掛けを使うことになります。
ジグヘッドリグ
一番手軽なのはジグヘッドを使った仕掛けですね。
ジグヘッドとワームがあれば完成しますので、初心者の方でも簡単に始めることができます。
ただ、フックが基本的にはむき出しの状態になりますので、やや根掛かりのリスクは高めです。
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テキサスリグ
ブラックバスなどを釣られる方にとっては、定番のリグですが、バレットシンカー+フックで作るリグです。
銃弾型のシンカーは先端が細くなっていますので、障害物を回避する能力は高めです。
ブラックバスの場合だとオフセットフックを使用しますが、チヌは口が小さめなのでオフセットフックだと掛けられないこともあります。
そのため、できるだけ小さいフックを使うか、オフセットではなく管付きのチヌ針などを使うようにしましょう。
ジカリグ
根魚を狙う際などにも用いられるジカリグは、フックが浮く形になりますので、根掛かり回避性能は抜群です。
また、底面からフックが浮いていることにより、食べるのが下手なチヌでも口に入れやすくなるためかなり、他のリグと比べて、かなり釣りやすいです。
個人的には、ジカリグはかなりおすすめの仕掛けです。
その他のリグ
そのほかには、ワームをセットして使用することができるチニング専用アイテムがあります
有名どころだと
シマノさんの「ネガカリノタテ」
ジャッカルさんの「ちびチヌヘッド」
アブガルシアさんの「チェクメイト」
などがありますね。
値段は少々張りますが、こういった専用品を利用するのも一つの手ですね。
ワームチニングに必要なアイテム
どのような仕掛けで、ワームチニングを行うかにもよりますが、ワームチニングで必要なアイテムについて紹介したいと思います。
シンカー(おもり)
まずはシンカーです。
テキサスリグをする場合は、バレットシンカー
ジカリグをする場合はジカリグ専用シンカーや、ナス型おもりなどが必要になります。
重さは好みやポイントの環境にもよりますが、私の場合、4グラム~10グラム程度をそろえています。
基本は5グラムを使用し、潮や川の流れが早ければ10グラム程度まで重さを増やすといった形で調整しています。
軽すぎると川底をとらえるのが難しかったり、流されてしまったりします。
逆に重すぎると、アタリが取りづらいので5グラム程度から始め、扱いやすい重さを見つけるのが良いでしょう。
フック
チニングでフック選びはとても重要です。
チヌはカニやエビを主食としており、時には貝をかみつぶすほど口の力が強い魚です。しかも、口の周辺がかなり固くなっており、細い針だと簡単に曲がりますし、針先の精度が悪いとフックが刺さりません。
私のおすすめは、がまかつのカン付きチヌバリです。値段もお手頃でカン付きなので、針の交換も簡単です。
オフセットフックなどでもいいのですが、強度が弱く、何度か折れてしまったことがあるので、今は基本的に使っていません。
スナップ
スナップもあれば便利ですね。
ワームチニングをするときには、かなり頻繁にシンカーを交換しますので、スナップを使ったほうがいいですね。
個人的にはできるだけ小さいものが好みなので、よく↓を購入しています。
容量もかなり入っているので、なかなかなくなりません。
その他
ワームチニングだからというわけではありませんが、フィッシュグリップはあったほうがいいですね。
直接魚を触ると衛生的にもよくありませんし、魚にとってもあまりいいことではありませんので、こういったアイテムがあるほうがいいでしょう。
また、プライヤーも必須です。
先ほども説明しましたがチヌの口はかなり堅いので、フックを外す際も力が必要です。
素手で外すと、指先を怪我したりするリスクもありますので、プライヤーは必ず準備しておきましょう。
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チニングで使用するワームの種類
チニングで専用のワームなどもありますが、専用である必要はありません。
ここでは、チニングで使用できるワームの種類について紹介します。
ワームチニングで使用するワームにはどのようなものがあるのでしょうか。
バグタイプ
チニングで最も主流となるワームはバグタイプです。
バグとは英語で虫のことを指しますが、バグタイプのワームとは必ずしも虫ではありません。バグタイプは、カニやエビやゴカイといったチヌの主食となる生き物を模したデザインとなっており、チニング専用のアイテムも豊富にあります。
専用品でなくてもいいですが、チニングに使用するものはあまりシルエットが長すぎないものが良いです。シルエットが長いと針掛かりする前に、ワームだけ噛み千切られたりします。
カニタイプ
引用:マルキュー「パワークラブ」
ワームというのかわかりませんが、カニの形をしたワームもチニングにはおすすめです。
あまり種類はありませんが、マルキューのパワークラブという製品がおすすめです。
この製品は本来、ルアーというよりは餌の代わりに使う人工餌的な製品なのですが、チヌの大好物であるカニですので、当然チニングでも使用することは可能です。
ただ、小粒なシルエットなのであまりアピール力は強くありません。
ゴカイタイプ
チニングではゴカイのようなワームも使用することができます。
ゴカイのようなシルエットでも、ルアーのアクション次第ではカニやエビのように見せることが可能です。
バグタイプのワームはお値段も高めなので、私はゴカイタイプのものを使うことのほうが多いかもしれません。
チニングで使用するワームの選び方
チニングで使用するワームの選び方ですが、私の経験的にはどれでもいいというのが本音です。
そう思う理由としては、ワームの色や種類よりも、フックやルアーアクションのほうが釣果に影響するからです。
とは言っても、8インチのブラックバス用のワームでもいいのか!というとそうではありませんので、チニングで使用するワームの選び方について紹介します。
サイズ2インチ以下
チニングで使用するワームはあまり大きすぎない方が良いです。
そもそもチヌの口は小さく、餌を食べる際もシーバスのように一口で丸飲みにするのではなく、ついばむようにして食べます。
そのため、シルエットが長すぎるワームだとチヌがバイトした時に針まで届かない可能性があるからです。
パドルやヒレなどが多すぎない
バグタイプのワームの中には、パドル(腕)がたくさんついていたり、ヒレなどがたくさんついているものもあります。
先ほども述べたように、チヌはついばむようにして獲物を弱らせ捕食する習性がありますので、あまりにも腕やヒレがたくさんついているものだとあたりはあるけど、針掛かりしないということにもなりかねません。
コスパも重視する
チニングのワームを選ぶ際のポイントとして、コスパが良いという点も重要です。
例えば、有名ブランドのチニング専用ワームだと5個程度しか入っていないのに、800~1000円程度で売られているものもあります。
先にも述べましたが、私がワームチニングをはじめた最初の頃は、投げるたび根掛かりしてしまい、ルアーがなくなって帰るという経験もしました。
しかも、ワームチニングに慣れてきてからも一回の釣行で少なくとも1度は根掛かりしてしまいます。
チニングはルアーをロストするリスクが高い釣りですので、コスパも重要です。
チニングに使えるおすすめワーム15選
では、ここからは有名、定番、釣れるチニング用ワームを15個紹介したいと思います。
シマノ ブレニアス ブリームキャッチャー 1.8インチ
定番のフォルムですが、ひらひらとしたフォール姿勢がアピール力が強め。やっぱり何となくおしゃれな感じがしますね~
シマノ ブレニアス ショートバイトカーリー 1.5インチ
チニングワームでは、やや珍しいカーリーテールタイプのワームです。
シマノさんの製品はなんかおしゃれな感じがありますよね~。
エコギア チヌ職人 バグアンツ
定番のバグ系ワームといえば、こちらのバグアンツですね。
カラーも豊富で、汎用性も高いので一つは持っておきたいですね。
ただ、比較的ボリュームがありますので、小型が多いシーンには向かないかもしれません。
エコギアアクア 活チヌ スナモグラー55
エコギア スナモグラー55はガルプなどと同じく“汁系ワーム”のジャンルに入ります。
また、チヌ専用に設計されたフォルムで、無駄な腕や触覚がないので針掛かりが良い気がします。
エコギア 熟成アクア ロッククロー
こちらのロッククローはカサゴやアコウといった根魚用のワームですが、エビっぽいシルエットでチヌにも効果的です。
やや厚みが薄いのでフックセットがしづらいような印象はありますね。
メジャークラフト ファイティングクロー
専用品が多いメジャクラさんのチヌ用ワーム、ファイティングクロー。
大きなはさみの中に空気が入っているので、着底した時にザリガニのように浮き上がるのが特徴です。テレビ番組では、これで釣っていましたが、私自身は釣れたことがありません。
スミス アマジャコ
個人的に好きなワームであるアマジャコ。シャコをイメージしたフォルムと、ぴらぴらとソフトにアピールする腕部分がかなりいい感じです。比較的よく使うワームです。
ジャッカル ちびチヌムシ
チヌ用ワームとしては珍しいシャッドテールタイプのチビチヌムシ。
ズル引きだけではなく、底面ギリギリをトレースしたり、リフトアンドフォールでアピールしたり、いろいろ使えます。
ポイントによると小さめのシーバスも良く釣れます。
ジャッカル ちびチヌ蟹 1インチ
ちびチヌ蟹はほんとに小さいです。1インチですので3センチもありません。
一度購入しましたが、使いどころがよくわからず使っていないですが、ジャッカルの専用リグと合わせて使うと効果的らしいですね。
ジャッカル ウェーバーシュリンプ クロダイ ソルトバージョン 2.8インチ
ウェーバーシュリンプはチヌ用もありますが、ロックフィッシュ用や淡水用もあった気がします。
ブリーデン ローチ
丸っこくてゴキブリみたいなシルエットです。アピール力はそんなに強くないと思いますが、余計な足などがないので、針掛かりはよさそうですね。
マルキュー パワークラブ
こちらはチニング用のワームではなく、いわゆる人工餌という感じのアイテムです。
汁系なので、においでの集魚力はありますので普通に釣れます。
ただ、身持ちがあまりよくなく、ちぎれやすいという点が気になります。
ガルプ! サンドワーム 2インチ
今回紹介する中では、一番好きなワームですね。全然チヌ用ではありませんが、ダントツで釣れます。圧倒的です。汁系ワームの中で最強です。
ガルプ! ソルトウォーターパルスクロー3インチ
先ほど紹介した、サンドワーム2インチのクローバージョンです。
これは定番のチニングワーム的な形をしてますが、これもかなり釣れます。
ただ、サンドワームと比較すると、切れやすいという点が気になります。
ジャクソン ちぬころクロー 1.7インチ
甲殻類フレーバー配合、ボトムで浮き上がるエアホール、そして定番のフォルムでチヌ狙い専用といったワームですね。
私が実践するワームチニングのスタイル
ここからは、ワームチニングについて、私自身のスタイルを紹介しながら解説していきたいと思います。
近年では、チニングも多様化しており、ポッパーやペンシルなどで釣るトップチニングや、ダートさせて反射で食わすデイチニングなども盛んですが、私はナイトゲームのボトムズル引きスタイルでチニングを楽しんでいます。
私が使うチニングの鉄板のリグを紹介!
ということで私が使っている仕掛けはこれ!
カルティバさんの「虫ヘッド」とガルプ「サンドワーム2インチ」です。
虫ヘッドといえば餌釣り専用のジグヘッドで、餌をつけてルアーのようにアクションすることができるという少し変わり種のジグヘッドです。
そして、ガルプサンドワームといえば、メバル、アジ、チヌなどを釣る方なら知らない人はいない汁系ワームです。
いろいろなワームを試してはいるものの、釣行ではたいてい一度はこのリグを使用します。
私はもっぱら、虫ヘッド4.5gにサンドワーム2インチの赤イソメ、イワイソメ、アオイソメのいずれかをつけ、そこをズルズル引くだけ。
魚がいれば2、3投で必ず食ってきます。
しかも、カルティバさんの虫ヘッドは300円から400円くらいで売られており4,5個入っているので一個ロストしても100円以下。
ワームを合わせても1セット100円程度でチヌが釣れるわけですからコスパも最高です!
虫ヘッドとガルプサンドワームの組み合わせの良いところ
コスパ最強の虫ヘッドとガルプサンドワームの組み合わせですが、良いのは値段だけではありません。
その他にもチニングで使用していてよかった点を紹介していきたいと思います。
虫ヘッドの良いところ
まずは虫ヘッドの良いところについてです。
虫ヘッドは前述の通り餌用のジグヘッドという少し特殊なジグヘッドです。
実際の釣行に際して、虫ヘッドの良いところとしては
- 底が取りやすい
- 根がかりしにくい
- 小さいサイズのチヌでも確実にフッキングできる
- ワームがずれにくい
という点があります。
虫ヘッドのシンカー部分は縦向きの円柱型になっています。
通常ジグヘッドというと丸もしくは三角のような作りになっているものが多いと思います。
底ズルの釣りでは三角形のシンカーでは底面に引っかかったり、障害物に引っかかりやすいので不向きです。
また、丸いシンカーの場合でも岩の上に乗っかったりした時に転がり落ちてしまうためこれも根がかりの原因になります。
しかし、円柱型のシンカーを使っている虫ヘッドは、底に接する面は丸型で引っかかりにくく、斜面に乗っかった際にも横面が平になっていることから転がりにくくなり、非常にズル引きに向いています。
また、根がかりしにくいだけではなく、しっかりと面で底を捉えるので、感度が良くなり底面の把握がしやすくなるという利点もあります。
そして、最後のメリットとしては針が少し小さめなので小型のチヌに対してもフッキングしやすいという点があります。
そもそも虫フックを作っているのは釣り針の代表的メーカー「オーナーばり」さんですので、針先は非常に鋭くチヌの硬い口にもかかりやすくなっています。
また、針のゲープ(曲がり)が小さめになっているので、20センチ前後の小型のチヌでも確実に針がかりさせることができます。
どうしても小型ばかりで針がかりしないという日もあります。
そんなときは、上記の画像のようにサンドワームを小さく切って使ってもいけますよ。
「俺は50センチ以上の年無チヌしか釣りたくない!」という猛者はいいでしょうが、小物でもいいから数を釣りたいという方は虫ヘッドかなりおすすめです。
ガルプサンドワームの良いところ
続いてはガルプ!サンドワームの良いところです。
ガルプとはいわずとしれた汁系ワームで、魚が好むくっさ〜い液体に使っているワームです。
私のこれまでの経験では、チヌはガルプ!サンドワームでめちゃめちゃ釣れます。
先日、1日で8枚のチヌを釣った日があったのですが、かなりチヌの活性が高くいろいろ試してみようと思い
- ガルプ!サンドワーム2インチ 各色
- ガルプ!クリケット 赤
- その他チヌ用ワーム(クロー系、カニ系など)
を試してみました。
結果は‥
1:サンドワーム投げる→釣れる○
2:クリケット投げる→釣れない×
3:サンドワームに戻す→釣れる○
4:その他ワーム投げる→釣れない×
5:サンドワームに戻す→釣れる○
6:その他ワーム投げる→釣れない×
7:サンドワームに戻す→釣れる○
8:その他ワーム投げる→釣れない×
9:サンドワームに戻す→釣れる○
10:クリケット投げる→釣れない×
…
となぜか、サンドワームしか釣れませんでした。
チヌ釣りたい人は、虫ヘッドとガルプサンドワームで決まりでしょ!
今回の記事では、ワームチニングについて詳しく解説をしました。
今回の記事を参考に、ワームチニングを楽しんでください!
そして、
チヌ釣りやってるけどなかなか釣れない。
数釣りを楽しみたい。
という方は最後にご紹介した、虫ヘッド+ガルプサンドワームを試していただきたいと思います。